生命線

細く薄い生命線

細く薄い生命線

基本解説

細く薄い生命線は、体があまり強くないことを表しています。
体を激しく使うような仕事には向かず、オフィスワークが適職といえそうです。

あまりに薄い場合、病気に対する抵抗力は標準よりもかなり低いと言わざるを得ません。
線に切れ等の乱れが生じている場合、また手首線状態に成っている場合、体力の無さから来る病気に十分注意する必要があります。

また、細く薄い生命線に加えて知能線に異常がある場合も又、病気に注意してください。

関連する相

細く薄い生命線


大抵、細く薄い生命線というのは、月丘側への張り出しがそれほど大きくありません。
親指の付け根である金星丘を取り囲むように生じるのが生命線ですが、この部位が大きければ大きいほど健康体と言える。
画像のように、親指の付け根を取り囲む範囲が狭くなれば、その分生命力が弱いと言うことになりますね。
弱い生命線を持つ人というのは、大抵生命線上に□や島・妨害線などの悪相を伴っていることが普通です。
体調を崩しやすく、通院が必要となるケースが多くなるので、生命線が弱い人は生命線上に障害を暗示する相がないかをよく観察しておき、その障害がいつ頃生じるのか、どういった内容になるのかを推測しておくべきです。

細く薄い生命線

筆者の例

●細く薄い生命線にまつわるストーリー
さて、今回は細く薄い生命線を持つ人の、健康面での変化について物語形式で書いていきましょうか。
細く薄い生命線は健常者よりも体が弱いことを意味しますが、その多くは幼少期からの健康上の不具合に起因するところと思います。
それを表すように、生命線と知能線との起点が重なる部分に緑色の鎖ができています。
これは~20歳ころまでの体調不良を意味しますが、筆者はまさにこの相を持っており、幼少期より様々な身体的不具合に見舞われました。
具体的にはアレルギー障害と、発達障害、学習障害。すぐに体調を崩し寝込んでしまう体質で苦しみ続けました。
赤色の生命線は、細く薄いものですが、それでも緑色の鎖状の生命線よりは、意味合いがよくなります。
決して体は強くないものの、健康上の問題はほぼ払拭されているでしょう。
ただし心身の弱さ故にか、ストレスを感じやすく、胃腸の状態を悪くしがち。それを表すように、灰色の悲傷線が生命線上にあらわれている。
成人してからの体調は比較的安定していたが、45歳を過ぎた頃に病気が発覚。それを表すように生命線上に青色の島が生じている。
この病気こそが、彼を幼少期から苦しませつづけた病気の正体であった。
この病気の招待は、呼吸器に関する障害だった。それを表すように、青色の健康線は大きな島状になっていた。
彼は必死に闘病し、長い間のリハビリも積極的に行った。闘病生活中、大きな手術を一度したが、それを表すように島の中央に妨害線が生じている。
命の危険のある状態ではあったが、その危機はかろうじて過ぎた。それを表すように、島を取り囲むように□(スクエア)が生じていた。生命の危機は、すんでのところでさけられたわけだ。
幼少期から体が弱く、決して無理をしない性格であったことと、不調があればすぐに病院にいくマメさと、医者の言うことを素直に聞く性格が幸いしたのだ。
遂に彼は長年の体調不良の原因だった病気を克服した。
手術は彼に大きな負担をかけたが、病気の原因は取り除かれたために徐々に体調は回復し、健常者としての体力を取り戻していった。
それを表すように、薄紫色の生命線は徐々に太くなり、晩年は強く太く刻まれている。
彼の老後は、それまでの人生では考えられないほど健康で、充実したものであった。

写真

細く薄い生命線の写真

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