基本解説
図のように、運命線が手のひらの下部から中央付近まで刻まれているケースは、若年における活躍を暗示するものです。
図の運命線は、運命線の流年法によると18~28歳頃までですが、この期間の活躍を意味します。
ただし運命線は努力次第で末端が伸びていく物ですので、若年者にこの相があっても特に問題はありません。
特に、10代の若者でこの部位にしか運命線が無い、というのは普通です。
社会に出て活躍を始めると、徐々に運命線は伸びていくことでしょう。
反対に、既に30歳を越えているような方で、運命線がこの部位にしかない場合は要注意。
今後、社会的に活躍できる場を失うことを暗示している物です。
この相は実際私にあった相です。
学生時代の私は、ここで紹介するような運命線が若い頃にしか刻まれていないような手相をしていました。
学生当時に通っていた空手の先生から「お前は運命線が30歳くらいまでしかないから、30歳までしか生きられないな」といったことを言われて震えた覚えがあります。
ですが実際、現時点で私は40歳まで生きています。
手相っていうのは変わるもので、25歳になった頃から、運命線が手のひら中央から上部分がどんどん伸びていきました。
そう、運命線は割と変わるんですね。
ここで紹介しているような若年~35サイコロまでしかないような運命線であったとしても、本人の頑張り次第、決意次第では運命線は新たに生じてくるものなのです。
だから、この相があるからといって「俺の人生は30歳くらいまでなんだ・・・」なんて悲観する必要性はまったくないということ。
安心してください。