基本解説
金星丘(きんせいきゅう)は情の深さや肉親・身内の影響力を現す相が出ます。
また、生命力の象徴でもあり、この丘が発達している方は生命力に優れた方である事を表し、何事に対してもエネルギッシュに行動できる方といえます。
金星丘は生命線が大きく遠回りに長くなればなるほど大きくなる、という事からも、金星丘が大きければ大きいほど、体力的に頑丈になります。
一般的に金星丘が大きい方は、体格も大きい方が多いでしょう。
愛情面での疲れが顕著に出る丘でもあり、生活苦によって消耗している方は、この丘の肉が痩せて来ることからも判断できます。
金星丘に現れる各種線
紫が第二生命線(火星線)、緑が印象線、赤が悲哀線。
火星線・第2生命線を持つ人は、人一倍エネルギッシュで体力もあり、仕事もガンガンこなすでしょう。
火星線と生命線の流年はリンクしており、大抵の場合生命線が弱くなる時期に、火星線も弱くなったりします。
火星線がもしなくなっているならば、その時期から体力が一気に落ちることになります。
「今まではこのくらいの無理が大丈夫だったのに、なんか最近疲れやすくなって無理ができなくなったナァ・・・」という感じになるだけならいいんですが、火星線がなくなっている時期に今までのような無理をすると一気に体調を崩して、最悪亡くなられます。
最悪のパターンは、生命線と火星線が同時期に消失している場合で、これは私の知人のパターンで、無理して亡くなられています。
この丘に刻まれる象徴的な線である「悲哀線」は文字通り過去に受けた悲しみ・苦しみが刻まれていく線で、悲哀と悲しみの刻印とも言えます。
様々なストレスが生命線を切り刻むように刻まれる悲哀線が多い方は、基本的に優しい方が多く、うっぷんを溜め込みがちな人といえるでしょう。
印象線は、生命線の内側5cmほどに、生命線と平行に現れるこまかーい線です。
これはあなたにとって影響力を与える方との関係を意味します。
たとえば恋人や家族、パートナーとの関係を意味し、主に異性を意味するとされる線ですので、結婚運を見たいならば結婚線と並行して、この印象線をよく観察する必要があるでしょう。
生命線の内側、金星丘に刻まれる星型の線をまれに見かけます。
金星丘というのは身内・家族を意味する部位で、この部位に「衝撃」を意味する星が現れた場合、多くの場合が身内の不運を意味するとされます。
この部位に、星が現れ始めたら、近いうちに家族に不運が起きるかもしれませんので、注意してください。
金星丘から派生する線
緑が金星丘からの運命線、赤が太陽線、紫が財運線。
それらのすべてが「身内からの支援」を意味することになります。
運命線ならば身内・家族からの支援で運勢が良くなることになります。
太陽線ならば名声が、財運線ならば財運が、という具合ですね。
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