C:手相と掌丘

木星丘(もくせいきゅう)

木星丘

基本解説

丘(もくせいきゅう)は主に野心や権力に関しての相が出ます。
代表的なのがソロモン環で、強力な支配力を生まれ持って与えられた人に現れるという相ですね。

木星丘は手相では「権力・支配力」を意味する丘になります。

例えば運命線の末端が木星丘へと流れれば、ある時期より部長・専務・社長といった役職へと出世し、経営者側に回り辣腕を振るうようになる、といった具合ですね。

その他、あの有名なソロモン王にあった「ソロモン環」が生じる丘であったりと、高い地位に付く人にはこの木星丘に何らかの変わった線が出てくるようですね。

あぁ、私の手にもソロモン環があればなぁ・・・。

木星丘に現れる各種線

木星丘

聖職紋希望線向上線水色ひきたて線

生命線と、知能線の起点上からこの丘の上に向かって登る線を「希望線」といい、目標をもって生きていくタイプの人に現れます。
生命線・知能線の流年的に見れば~20歳までの若い頃を意味しますので、若い頃から目標を持ち、しっかりとした意識をもって努力をされてきた方におおく現れる相ですね。

木星丘に単体に刻まれる斜めの線を「引き立て線」といい、目上からの引き立てを受けることを現しています。
本数が多いほど、多くの引き立てを得られる相といえます。

木星丘に単体で現れる#マークは聖職紋ですね。
神仏に使えるタイプの人に現れるとされる相です。

木星丘にぐるり、と弧を描いて生命線の起点部位から登るのをマネジメント線といいます。
人や物を管理する「管理職」の方に現れるとされる相ですね。

木星丘に単体で現れる×は強い向上心を現します。
木星丘の#は人に者を教える立場の人に現れる相で、主に人に奉仕することを教えると言います。

木星丘の凹凸

ここまで見られた方にはわかると思いますが、基本的に木星丘は野心や権力に関する線が多く出ます。
当然、丘の発達状況の良し悪しによってそれら引き立てや権力のちからは左右されるわけで、丘の発達がよく色が艶ツヤしているような木星丘はGOOD!

逆に、平べったかったり、凹んでいたりして、色艶が悪いような場合、出世は見込めないかもしれません。

けれど人間、出世すれば幸せになれるかというと、必ずしもそうではない。
ましてや木星丘がへっこんでいるような手相の人は、殆どの場合掌全体がしぼんでいるような力ない感じでしょう。

こういう手相の人は気力・体力に乏しいでしょうから、下手に高役職の激務に就いてしまうと、体力・気力的に無理をして短命になってしまう恐れもあります。

下手に出世なぞ望まないほうがいい・・・というケースもアルわけですね。

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