生命線

生命線の末端に生じた細かい分岐線(消耗線・疲労線)

生命線の末端に生じた細かい分岐線(消耗線・疲労線)

基本解説

生命線の末端部分は比較的変化しやすい場所といえます。

生命線の末端部分は、その人の健康に対する意識によって若干長短が変わることがあります。
また、図のように細かい支線が出てくるケースもあります。

図の緑色の細かい線は消耗線といい、体力が過度の労働等によって消耗している際に現れる線です。
この緑色の細かい線は体を酷使すればするほど増えていきます。

この線が増えてきたら、体を休めるよう気を使った方がよいでしょう。

※青色のように生命線中盤から月丘に向かって流れる線は旅行線といい、国内旅行や海外旅行などを意味する線なので混合しないように注意が必要です。

人間も動物ですから、若いうちは多少の無理も効きますし、ガッツでなんとかなる面もあるでしょう。
ですが、生命線が手首に近づくにつれて、大抵の人の生命線は徐々に勢いを失い、乱れていくものです。
これは動物として、老いれば体力が落ちるのは必然ですから、当然このような相になるのです。
「若い頃はこのくらい平気だった」と、歳をとったのにも関わらず若い気持ちのままで無理をすれば、画像のように消耗線・疲労線が増えていき、健康線は伸びてついには生命線を切り、放縦線は色濃く成長して生命線を遮り、遂には死相へと変化していきます。

手相というのは正直なもので、たとえ強靭な生命線をもつ人でも、長年不摂生を続ければ、必ず悪くなっていきます。
特に若い頃からスポーツをされて体に自身のある人がこの傾向が強く、己の体を過信し無理をして、ぽっくり逝ってしまうような手相をしている人が多いのです。

生命線が若い頃から乱れていたり、があったりして、若年から病気につぐ病気で苦しんできたような人程、己の体に無理をさせず、体調が悪ければすぐに病院にいく癖もついていますから、かえって長生きするものです。

手相では健康面をみるのに必ず知能線の良否も併せて見る必要があります。

生命線の末端に生じた細かい分岐線(消耗線・疲労線)
たとえ強靭な生命線を持っており、そのうちに火星線まで持っていたとしても、思慮が足りず大酒飲みで連日深夜まで飲み明かすようなバカは、放縦線が生命線を切る時期に死の恐怖を味わうだろう。

基本的に馬鹿は長生きしません(断言)
たとえ強靭な生命線を持っていても、知能線に異常があれば、自制心を失い酒タバコギャンブルに夜ふかしと体に負担をかけ続けてしまう。
結果として、強靭であった生命線には消耗線が増えていき、消耗線が生じ始めた時期を生命線の流年法で見た時期に「どうも最近体の調子が悪いなぁ・・・」なんて事になっていくのです。

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