生命線

生命線が大きく内側に反れる

生命線が大きく内側に反れる

基本解説

滅多に見ることはないのですが、生命線が画像のように親指側に大きく反れているケースがあります。

生命線に生じる悪相の中でも最も危険なものの一つで、重大な事故に巻き込まれたり、重病を患い命の危機に遭うとされる凶相です。
片手にこの線が生じているだけならばそれほど問題はありませんが、もう片方の手の生命線の同じ位置に切れ妨害線などの悪相があるならば、生命の危機が生じるでしょう。

この重大な危機の時期は生命線の流年法で調べればおおよそ見当が付きますので、もしもこの相を持っている人は、対策を講じるべきでしょう。

そもそも、ここで紹介している生命線の変化とは、手相の原則からみてどういう意味合いがあるのでしょうか。
画像で示すように、本来の生命線ルートは灰色の部分です。
本来は灰色の線をなぞるようにして手首線の上あたりまで刻まれるのが、生命線の本来のルートというわけですが、それから大きく内側にそれていくのが、今回の手相となります。

生命線が大きく内側に反れる

生命線の上にが生じているのは、生活上や健康上のトラブルが突如襲うことを意味します。
上の画像のように、生命線が大きくそれ始める点に星がでれば、ショッキングな出来事により大病や大怪我をする意味となります。
突然の事故があなたを襲うのかもしれません。

生命線から内側、というのは金星丘でありますが、金星丘は「身内・家族」を意味する丘です。
故にこのタイプの生命線は、生命線に大きな変化が生じるほどの病気や怪我が生じ、それに伴い身内・家族からの影響を強く受けると読み取れます。
となると、大病・大怪我をし、身内からの介護が必要なほどに体を痛めつけてしまう、という風に推測されるわけですね。

生命線が大きく内側に反れる

けれども、生命線が内側に曲がった後、上の画像で示すように別の生命線(青色の線)が後に生じているならば、一命を取り留めることもできるのです。

生命線が大きく内側に反れる


また、切れている箇所を補佐するかのように□(スクエア)が生じていれば大病を経験した後にも社会復帰ができるという意味になります。
逆に、大きく内側にそれた生命線単体で終わる場合、それは身内・家族に迷惑をかけながら、最後には命が尽きてしまうという暗示になります。

生命線が大きく内側に反れる


もしも健康線(緑色)や放縦線(青色)が、カギ状になった生命線の末端に触れる場合、その意味合いは確実なものになってしまいます。
健康線・放縦線ともに長期間に渡る不摂生を続けた人に現れるとされる線ですので、例えば大酒飲みをやめられなかったり、体に無理をかけるような仕事を長期間続けてきたり、薬物依存がやめられなかったりしたような人は、大病にかかり、周りの家族に大きな迷惑をかけつつ、ついにはその生命を落としてしまうという意味になります。

これこそ、まさしく「死相」と言わざるを得ない相でしょう。

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