生命線

細かい複数本の線で構成された生命線

細かい複数本の線で構成された生命線

基本解説

生命線はその人の生命力を暗示するものです。
深く明瞭に1本の線で刻まれている場合こそ健康の証ですが、細かく複数本の線で刻まれている場合、普通の人よりも体力が弱く病気がちで有ることを意味します。

生命線の乱れが大きい時期は体力の低下も大きいため、生命線の流年法で見てその時期を推測し、余程体調管理に注意すべきと言えます。

この手の相を持っている人は放射状の健康線を持っていたり、放縦線が刻まれていたりと、健康上の悪い意味を持つ線を多くもっているケースがほとんどです。
消化器系が過度に弱かったり、ストレスにより胃腸が弱っていると生命線が乱れてくるのも関係しているのでしょう。

生命線はその人の基礎をなす部分です。
土台が腐っていたら家が崩れるように、生命線がぎれぎれであったり、があったりすれば、他の線の意味合いも総じて悪くなってしまいます。
たとえ明瞭な知能線を持っていたとしても、その知能を活かすべきときに病気になっていたら仕方ないですしね。

私自身、生命線の状態が非常に悪い~20歳ころは、体の弱さが頭の弱さに直結していたことを思い出します。
生命線が画像のように弱く本数ということは、「本数が多いんだからいいじゃん」と思われるかもしれませんが逆で、体が消耗しきっている状態を意味しているのです。

状態の生命線は調子が良いときと、悪い時とを繰り返すような状態になりますが、生命線が細々としている状態は、体調がなんとなく悪い状態が続いてしまいます。

細かい複数本の線で構成された生命線
生命線の変化。明瞭な生命線にトラブルの暗示である妨害線が生じ、その後生命線が乱れている。

もしも、明瞭な生命線のある時点で妨害線や島などが生じ、その後生命線が細々としてしまっているような状態の場合、今まで健康であった体が、ある時点で生じた病気や怪我などが原因で、体の衰弱が始まったということになります。

細かい複数本の線で構成された生命線
生命線の変化。
緑色の放縦線がのび、生命線を切り、そこから生命線が弱くなる。

もしも細々としている生命線の末端に、妨害線やバツ印、放縦線や健康線などの線が生じており、その時点で生命線が消えるならば、弱々しい体をなんとか維持してきたが、ついには倒れることを意味しています。

今回のパターンに限らず、健康線や放縦線が生命線を切り、その地点で生命線が消えているような場合は、長期間に渡る不摂生や投薬が原因で命を落とす暗示となるため、十分に注意が必要です。

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