生命線(写真解説)

妨害線(障害線)で終わる生命線(写真解説)

基本解説

ごくごく稀に、生命線妨害線で終わっていることがあります。

過去の鑑定で、数回そういった例をみたことがありますが、極めて稀な相といえます。


この例にあった手相画像を探したのですが・・・中々見つからないので上の画像をイメージとして解説します。

妨害線で終わる生命線

この方の生命線は、放縦線が伸びて生命線と交わった地点より、生命線が勢いを急に失います。
放縦線は自身の長期間に渡る不摂生が原因で刻まれる相ですね。

これを妨害線と置き換えて考えてみてください。

妨害線はどの位置にあってもトラブルを暗示する相。
生命線上にあれば、生命や生活上のトラブルを暗示する。

生命線が妨害線で終わるということは、何らかのトラブルが生じて、生命を落とす危険性をはらむとされる危険な相。

私が以前お世話になっていた電気工事士の方の生命線がまさにこれで、大変強い生命線が強い妨害線により遮られて止まっていました。
その方は体が大きく体力のある方でしたが、ある時腹膜炎を患い発病から一ヶ月程度で亡くなられてしまいました。

この事件があってから、私の中で生命線が妨害線で終わるという相は、「死相の一種だ」と思っています。

っと、少し画像を整理していたらそれらしい手相画像が出て来ましたので紹介します。

妨害線で終わる生命線
妨害線で終わる生命線


この写真を見ていただけるとわかると思いますが、生命線の末端が小さなで終わっています。
この島との交点に、バツ印がありますね。
バツ印は妨害線が2つ重なったもので、妨害線で遮られて終わるより更に悪い意味合いとなる。
突然の事故、思いもしないような怪我。
この方の場合、(生命線の状態だけを見れば)なんらかの重大な怪我により短期間の入院の後、命を落とす危険性があると見ます。

手相は両手共に見て、同様な意味合いを持つ線が3箇所あったらそれは確定事項と見ます。
例えこういった線があなたの手にあっても、他に2箇所同様の意味を持つ線(運命線が突如妨害線で遮られて終わる、左右ともに生命線が同様の形で同じ時期に終わっている等)がなければ、それは確定事項ではないので安心してください。

妨害線で終わる生命線
妨害線で終わる生命線


類似する相として、この方の手相の例。
若年期より刻まれた生命線が、30歳頃で大変強い妨害線に遮られ止まる。
これだけだと死相とも呼べる恐ろしい相ですが、幸いな事にこの方はこれ以降小指よりに新たな生命線が出ているので九死に一生を得る。

但し、小指よりに新たに生命線が補佐するパターンというのは、大抵が被害大。
この方の場合は生命線が妨害線で終わっているパターンの後なので、相当の被害を被ることは間違いないでしょう。

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