基本解説
結婚線は1～3本刻まれるのが普通で、それ以上多く刻まれると恋をしては別れの繰り返しとなる可能性があります。
もしもこれら複数の結婚線がどれも似たような太さ・長さである場合、あれこれと目移りして結局はチャンスを逃してしまうという事も考えられます。
逆に複数ある結婚線のうち、明らかに強いものがあるならばそれほど問題はないでしょう。
本命がどの方かを、運命線上に刻まれる寵愛線や影響線などを運命線の流年でみて、かつ結婚線の位置と合わせてその時期を推測すると良いでしょう。
手相ストーリー解説
結婚式で数百万の貯金をつかい、したくもない親戚への挨拶をし、姑からのイビリに耐え、夜通し夜泣きの子供の世話をして・・・。
結婚は人生の墓場ですよね、ているさん。
おいおい、いきなり結婚の闇の部分に焦点を当てると、読者がドン引きするじゃないか。
いいこともあると思うよ。
わっちは結婚してないからよく知らんけど。
私は結婚せずキャリアウーマンとして生きていこうかなって思ってるんです。
仕事にいきる女性ってのもありだと思うんですよね。
どう思いますか、ているさん。
うーん、いいんじゃないの？生き方は人それぞれだし。
ただ、やっぱり３０歳超えてくると周りの友人たちもほとんど結婚しちゃうだろうし、焦り始めると思うよ。
ということで、今回はキャリアウーマンの手相を考えてみようか。
キャリアウーマンというだけあって、茶色の立派な運命線がたっていますね。
仕事をバリバリこなしていく感じでしょうね。
そうだねぇ。
ただ女性の場合、あまりにも運命線が強すぎるのは逆に凶運とされているんだ。
というのも男勝りの性格で婚期が遅れがちになるからだねえ。
今回のお題のように、結婚線が沢山あるので、チャンスはあるにはあるんだけど、結婚には至らないよ。
沢山ある結婚線の上に、細かい縦線がたくさんありますね。
結婚線に対する妨害線が沢山あるってことだから、結婚が難しいってことかな？
そうだね、この細かい縦線がある時期は、結婚する時期ではないということになるよ。
婚期が近づいてくるとこの縦線が消え始めるんだ。
また沢山ある結婚線も、徐々に本数がまとまっていくといわれているよ。
へぇ、結婚線って変化しないのかなと思ってたけど、結構変化するものなんですね。
そういえば、生命線の内側に水色の印象線がありますね。
印象線って確かパートナーとの関係を意味する線ですよね。
そうだね。今回描いた水色の印象線２本は２本とも生命線から徐々に離れていくので、良い相手と巡り合ったけれども、結婚には至らなかったね。
また茶色の運命線に寄り添うようにして寵愛線（青色）を描いているんだけど、これも運命線に流れ込まないから、結婚には至らなかったんだ。
出会い自体は結構あるのに、なんだかもったいないですね。
月丘に緑色の人気線がありますし、人からの人望がある人だけに、なんだか惜しいですね。
そうだねぇ、女性で運命線が強いってのは、運勢があまりにも強すぎて周りの男性が引いちゃんだろうね。
一人で店を切り盛りしてる人とか、官僚になって毎日深夜まで仕事をバリバリこなしているとか。
旗から見ているととても魅力的な女性なんだけど、近づきがたいと言うかなんというか。
一般的な男性からしてみれば、自分より運気が強い女性との付き合いはプライドを傷つけられるかもしれないという恐怖はあるかもね。
