生命線

短い生命線の末端に島が生じている

短い生命線の末端に島が生じている

基本解説

短い生命線を持っているだけでは、必ずしも短命ではないと解説してきました。

ただし、短い生命線の末端がで終わっているような場合は、病気や怪我の後遺症等による長い闘病生活の末、命を落とす危険性があるということです。
島の持つ意味は「継続的に続く苦難」を意味しており、生命線上に生じる島は上記で記したように長い闘病生活を意味する事が多いのです。

ただし、島が生じた後に例え薄く細くとも生命線が生じている場合は、長い闘病生活を乗り越える事を意味します。
生命線の末端部分というのは手相の中でも比較的変化しやすい場所なので、例え図のように生命線の末端が島で止まってしまっているような場合でも、本人の努力や生活習慣の改善によって、良い方向へと変化していくのです。

変化

短い生命線の末端に島が生じている

●生命線末端の島の変化について
さて、生命線末端に島があるという相が、長い闘病生活の後に命を落とす危険のある相だということをご説明いたしました。
これだけでは、なんとも救いようのない相ですので、なんとかならないか・・・と思う点もあるわけです。
手相の奥義は「変化していく」という点でして、生命線もまた変化を続ける線です。
なので、今回はこの「生命線末端の島」に関しての変化を考えていきましょうか。

・生命線の末端が青色の妨害線で終わる
生命線末端の島は「闘病生活の末に命を落とす」という意味になりますが、この青色のように島の末端に妨害線やバツ印などがあれば、闘病生活の後に命を落とすことが確定的になる、ある種の「死相」といえます。
妨害線が生命線にかかるというのは、生命に対する危機を意味しており、例えば交通事故にあうとか、凶刃に倒れるとか言った意味になります。
今回の場合は、闘病生活の後に刃にかかって死に至る、といった意味になりますから、長い闘病生活の末に、手術の失敗により命を落とすといった意味になります。

・生命線の末端の島より下に線が出てきた。
もともとは島で終わっていた生命線だったが、島の下に新たに生命線が出てきたパターン。
本来、闘病生活の後に命を落とす予定であったのが、自身の健康面への配慮や、献身的な周囲の介護、リハビリにより一命をとりとめることを意味します。
ただ、画像のように赤色の生命線よりも、緑色の生命線の方が細くなるのは常でして、これは闘病生活前と比べて体力がかなり落ちることを意味します。
実際、私の父親がこの相をもっており、肺がんによる片肺切除、そして3年間にも渡る闘病生活・リハビリを経て、現在も存命中ではありますが、現役時代は筋骨隆々でたくましかった元自衛官の父親も、今では骨と皮だけの爺さんになってしまいました。

・生命線の島が井紋により保護される
井紋、というのはいわゆるスクエアで、「保護」を意味する線ですね。
島は長く苦しい闘病生活の暗示ですが、この島が井紋により保護されるということは、辛い闘病生活でも事態は思ったほど悪化しないということになります。
井紋により保護された後、生命線が生じていれば、闘病生活の後に現役復帰することも可能でしょう。

・生命線末端の島に妨害線が横切る
島は闘病生活を意味しますが、画像のように黒色の妨害線が中央付近に横切る場合、闘病生活中の手術を意味します。

・島の前後に妨害線がある
生命線は指先側を若年とします。島の起点に朱色の妨害線があるということは、なんらかの怪我や病気が生じ、闘病生活が始まったことを意味します。
その後、生命線の末端の島の先に妨害線があるということは、上で述べたように、手術によって命を落とす暗示となります。

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