感情線

短い感情線

短い感情線

基本解説

感情線が短い人をたまに見かけます。

感情線の長さはその人の心の温かさ・ゆとりを浮キもので、長ければならいほど温厚で人当たり良く優しい性格となります。

この場合は短いため、冷酷で他人を思いやる心にかけているタイプと言えるでしょう。
その分現実的で、実益を得るために即座に行動するタイプとも言えます。

手相で見る人間味というのはながければ長いほどそれだけ人間味が豊かになり、短くなればなるほど人間味が薄くなっていくということです。
それを表すように、手相の末端部分が人差し指の付け根の木星丘まで至れば、大変人間味豊かで人情にあふれる人物ということになります。

この末端が、人差し指と中指の間に入るように急カーブしていれば、人の好き嫌いが激しいタイプということになります。
それは裏を返せば、人情が薄い人と言える訳ですね。

そして、この末端が中指に入ると、利己主義で金銭や物を追うことに執着し、その過程で人を出し抜こうが、人が不幸になろうが構わないといった風になっていくわけです。
短い感情線もまたこのタイプの感情線と同じように、感情の起伏が乏しく、人の心を読み取ることが難しいタイプの人、と見て取れるわけですね。

この短い感情線、というのは、マスカケ線に付随して現れることがあります。
マスカケ線は感情線と知能線が合わさったものですので、それ単体で両方の意味を持ちます。
それに加えて、画像のような感情線が生じているならば、これは二重感情線として判断して良いことになります。

ただこの場合、マスカケ線の表す頑固・強情な性質と、利己主義を表す短い感情線が複合することになり、利益を追求するあまり、周りの人の感情など構わずに事を行い、嫌われるといったケースもありえます。
十分注意したほうが良い手相といえますね。

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