基本解説
ますかけ線は、運命線や財運線・太陽線等の成功を暗示する相が伴って、始めて吉相となります。
画像のように運命線・太陽線・財運線が見られないか、ごくごく弱いものならば、マスカケ線の持つ悪い意味合いである強情さや頑固、偏屈な性格が強く出てトラブルを招くでしょう。
本来マスカケ線を持つ方は他者から見て一風変わった性格にみられがちであり、人間関係でもその性質がいざこざを招くケースがあります。
運命線や太陽線などの線が強ければ、強いカリスマを放つことになるのですが・・・。
単にマスカケ線のみで他の線が弱い場合、周りから見たら単に変な人でしょうね。
変化
●マスカケ線とその他の線の成長
上で述べたとおり、赤色のように掌を横切るマスカケ線を持つ人は、一風変わった性格の持ち主であります。
ただこれも、人の上に立ち、独自の感性を生かして経営を引っ張っていくような立場に立つ場合、才能を発揮することがあります。
ですがマスカケ線を持つ人はその性質故に人に使われることを嫌い、組織に属することを苦手とするので、青年期までは芽が出にくい。
上の手相で表すように、~40歳頃までの緑色の運命線が明瞭でないのは、人に使われる立場であるため、と考えてください。
ですが、自身で商売を興したり、高い役職についたりすると、自身の判断力でバリバリと仕事をこなし、経営の才能を発揮する場合があります。
もしも、その才能が遺憾なく発揮された場合、画像のように、水色の木星線、青色の運命線、茶色の太陽線、桃色の財運線が、マスカケ線から立ち上るでしょう。
その時期はマスカケ線の位置的に、40歳を過ぎた頃になるのが常です。