悲哀線・悲傷線

手のひらに大きく伸びる数本の悲哀線

基本解説

手相には過去に受けた悲しみが刻まれていきます。
悲哀線(ひあいせん)・悲傷線(ひしょうせん)と呼ばれるのが、それです。

悲哀線は本来、金星丘に横に刻まれる2本の線です。

悲哀線・悲傷線は混合してはまずいのかもしれませんね・・・。

この線は親指の下、金星丘に放射状に刻まれる線で、細かい線から太い線まで様々です。
たいていの場合、細かい線が沢山刻まれ、生命線を切ります。

これらの線が知能線を切ると、悲しみが知能力まで影響を及ぼします。

また、これら悲哀線が運命線を切る場合、悲しみが運勢に対して大きく影響することを示しています。

悲哀線は主に心の優しい方に刻まれるものです。
悲しみが起きる時期は、生命線の流年によります。

大抵の場合、これらの線は流年的に35歳以前に刻まれ安いことから、不幸や悲しみ・苦しみに対して免疫の付いてくる中年~老年期に刻まれにくいというのも納得できます。

悲哀線と障害線は密接な関係があります。
悲哀線が刻まれる第二火星丘から生じた妨害線は、同性から受けるトラブルを暗示します。

ここであるケースについて考えてみましょう。
ある人の手で、左手に悲哀線が生じ、右手には悲哀線が生じていないとします。
この場合、左手は内面、右手は外面を表しますので、「内心は非情に傷ついているが、人にはそれを感じさせない人」と読み取れるわけです。

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