運命線(写真解説)

月丘からの運命線が頭脳線との交点で止まる(写真解説)

基本解説

月丘から生じた運命線頭脳線との交点で止まるというケースがありますね。

月丘から生じた運命線は、他者からの支援を暗示する運命線なわけです。
主に20歳前後より刻まれ、弓型を描きながら手のひらの中央に向かって伸びていく。

運命線は小指よりによればよるほど、他者からの影響を表すもの。
親指よりによればよるほど、身内からの影響を表すもの。

月丘から弓型を描きながら登るので、初めは他者からの影響力が大変強い状態ということになりますね。
これが徐々に手のひらの中央のラインに向かっていくわけですから、徐々に他者からの影響力が薄れ、自身の力が必要な状態に変わっていく。

月丘からカーブを描いてのぼる運命線は、大抵25歳を過ぎた頃には手のひらの中央のラインに位置するようになる。

現実的に見ても、18歳すぎで社会に出た後は大した技術・技能も持たないため、先輩や上司のお世話になるわけです。
自分自身の力など大したものではないから、人に頭を下げて仕事をしていく状態となる。
この時、周りに助けてくれる人がたくさんいるならば、月丘から立ち上る運命線を持っていても不思議ではないでしょう。

ただ問題は、この月丘から立ち上る運命線は、大抵の場合、生命線と交わる地点で途切れてしまっているということ。

1000人近い鑑定をしてきましたが、月丘から立ち上がる運命線を持つ人の中で、知能線を突き抜けて中指の下まで至る人は、一割にも満たない感じでした。

これは、若い頃から周りに助けられて自分の実力以上の評価を受けてしまい、努力を怠りがちになることが原因と思います。

また、女性の場合は若い頃に周りが助けてくれる傾向が強いようですが、25歳以降になるとその支援が滞りやすいことも、このタイプの運命線と意味合いがあってきますね。

さて、文字ばかりではなんか面白く無いので、画像を見ながら解説して行きましょうか。
ちょっと風邪気味なので頭が朦朧としているのですが・・・・頑張っちゃいます。

月丘からの運命線が頭脳線との交点で止まる(写真解説)

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月丘からの運命線が頭脳線との交点で止まる(写真解説)

月丘から生じた運命線が、知能線で止まる例。
このタイプの運命線を持っている人はとても多いので、写真を探すのもそれほど苦ではないですね。
レアな相になると、数千枚の写真の中からいちいち探すのが大変!
でも手相業界の未来の為に、管理人は頑張っちゃいます。

水色の運命線が月丘から立ち上り、32歳頃で細かい妨害線がありますね。

不思議なのですが、大抵の人は30~35歳頃になんらかのトラブルの相を持っている人が多い。
女性の場合29歳の厄年の時期に集中しやすい傾向があって面白い!
男性の場合、やはり厄年の42歳前後に大きなトラブルの層がある傾向が強いため、厄年って当たるんだなぁと感心しています。
手相を見て厄年の前後に妨害線やなどの悪い相がある場合は、しっかりと産土神様のところへ行って厄払いをしたほうが良いでしょうね。

話がそれましたが、34歳頃には知能線と交わる点あたりで、月丘から伸びてきた水色の運命線が途切れる。

知能線で止まる運命線というのは、自身の力が至らなかったり、なにか勘違い・取り違いをしていたりする場合に現れるもの。

この人の場合は知能線から別の運命線が二本立ち上がるから、困難もくぐり抜けていくことでしょう。

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月丘からの運命線が頭脳線との交点で止まる(写真解説)
月丘からの運命線が頭脳線との交点で止まる(写真解説)

別の人の例。
この人もまた、月丘から運命線が生じていますね。

途中、24歳頃に運命線が乱れ、その上に四角が生じるから、何らかのトラブルに巻き込まれるものの他者からの助けもあり、その被害は最小限に抑えられたか。

32歳頃、妨害線が運命線を切っていますね。
これは仕事線が伸びてきて運命線を切る形。

私もまたこのように仕事線が伸びてきて運命線を切るという相を右手に持っていますが、そりゃーもうこの当時は悲惨なものでした。

明らかに過度な仕事を背負い、毎日深夜まで働き続ける日々。
仕事が地獄のように忙しくなり、付き合いが悪いと友人は次から次へと離れて行きました。
当然のごとく精神的に荒れ果て、ボロボロになって行きましたね・・・・。
悪いことは続くもので、上司が自殺したり、親友が事故死したりと散々な頃でした。
仕事線はおそろしーんですよ・・・。
わたしゃもう二度とごめんです。

この人もまた知能線との交点で運命線が途切れる。
この人の相を若い頃から見ていくと、若い頃から他人の支援をいただき、25歳頃にトラブルもあるものの乗り越えてきたが、30歳を過ぎた頃に仕事上で過度の負担を強いられ、その影響を引きずって34歳前後には力至らず運勢が終わる。

といったところか。

「いつまでも人の後ろでやり過ごせると思うなよ。」
なんて某漫画の言葉が思い浮かんでくるような、そんな手相ですね。

恐ろしや~

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