知能線・頭脳線

月丘に向かい下降する知能線の中央部分から支線が生じる

月丘に向かい下降する知能線の中央部分から支線が生じる

基本解説

図のように月丘に向かう知能線の中程から支線が生じるケース。
知能線の支線の中では比較的多く見られるタイプの支線です。

この人は月丘へ緩やかに向かう知能線を持つため、本質的に精神的傾向が強く、創造性・美術的な考え方の持ち主なのですが、ある一時期から物質方面への才能が芽生えることを現しています。
例えば幼少の頃から金銭や物に対してあまり執着心が無く育ってきたものの、社会に出てからどうしてもお金を得るために働かなくてはならないような境遇に置かれ、徐々にお金や物に対して執着心を持つようになってきた、と考えられるのです。

このタイプの支線が上向きになればなるほど、お金や物に対する執着心は強い物になるでしょう。

またこの支線が生じる地点が運命線と知能線の本線が交わる点から生じた場合、30~34歳頃に何らかの運勢的変化が生じて考え方を一新させなくてはならなかった事を意味します(詳細は後述します)

元々、知能線が月丘下部へと緩やかに向かうタイプの知能線を持つ人というのは、人との調和を大切にしたり、比較的穏やかな性格を持つ人が多いわけです。
ですが社会に出るとこういったタイプの人は人に利用されたりして、失意を感じやすい。
社会的な立場が危うくなるケースも多く、ある時期で「このままではいけない」と思う時が来る。

そして、自身の才能・知性を磨き始めると、知能線の中央付近より新たな支線が生じ始め、これが太陽丘水星丘へと至る事がある。

太陽丘へと至れば、自身の才能がある時期に開花し、それが成功・名声を得るに足るものとなるわけです。
丘へと至れば、新たに花開いた才能により、金銭を得られるという意味となるわけです。

このように、手相というのは常に変化していくものです。
特に、知能線からの支線は私の実例でもそうですが、30才手前頃から生じるケースが多い。
というのも、知能線の支線の多くは、知能線の中央付近でかつ運命線との交点付近より生じることが多いのです。
この時期というのは、運命線の流年法でいうと35才前後となるケースが多い。
この35才前後という年齢は絶妙で、多くの人が管理職になり始めたり、転職して自分の信じた分野にチャレンジする時期だったりします。

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