運命線

運命線の起点が人の形をしている(土台線)

運命線の起点が人の形をしている(土台線)

基本解説

画像のように、運命線の起点が人の形をしている相があります。

運命線の起点部分は20歳以前を意味し、この部位に人の形の強い線が刻まれている。
これは学業に精を出したり、苦しい修行期間を経ることで、その後の人生を切り開く基礎となる知識をためこんだ事を意味します。
これを「土台線」と言います。
太い根を持つ木が勢いよく葉を茂らすように、土台線を持つ人の多くは強い運命線を持つ方です。

そもそもこの相は、他者からの影響を暗示する月丘小指側)からの運命線と、身内・家族からの影響を暗示する金星丘親指側)からの運命線が複合したものとなります。

そして、手首上部というのは運命線でいえば~15歳頃ですので、若くして様々な人に出会い、社会勉強をして、色々なことを学ぶことが出来たということを意味しています。

私にもこの土台線はありますが、若い頃に今の基礎となる手相書との出会い、そして空手道場で空手のことや後の人生へと続く人間関係などを学びました。

また家が非常に貧乏であったために、小学生時代から内職の手伝いをし、お金を儲けることの辛さを嫌という程身にしみて思い知らされ、同時に独自の金銭感覚をその時期に見出すことができました。

また、頭が非常に悪かったため地元の工業高校へ進学するしか他に進路がありませんでしたが、就職氷河期のド真ん中であったにもかかわらず、工業高校からの就職は可能でした。
頭がよく地元の有名大学まで進んだ同級生たちは、就職氷河期の憂き目に会い、今でも派遣社員やアルバイトとして働いている人たちも多いことから考えると、若い頃に学んだ事の後の人生に対する影響は非常に強いものだったと思います。

このように、土台線をもつ人というのは、「後の人生を歩むための技術」を若い頃から学ぶ事ができる境遇にあったということを意味します。

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