運命線

手相と運命線

手相と運命線

基本解説

運命線は運勢・仕事運を象徴する線。
・男性の場合は主に仕事運
・女性の場合は仕事運と家庭運
を主に表している線です。
女性の場合、運命線が太く刻まれていると仕事を現し、細く刻まれると家庭に入る暗示があります

内面を表す左手に刻まれる運命線は本人のやりがいを表し、外面を表す右手に刻まれる運命線は社会的に見た本人の境遇を表しています。
女性の手にある運命線は仕事運を表すこともありますが、結婚生活を表すことも多いです。

結婚生活を表すかどうかは、結婚線寵愛線影響線印象線の有無などを見て総合的に判断する必要があります。

運命線は太く強ければ良いとは断言できない。というのも、強く太い運命線は「働かざるを得ない境遇」に立たされる事を暗示させるからです。
最近見た手相で印象的なのが、コンビニで働いている店長と思われるおばさんの手相。
非常に強力な運命線が中指下まで刻まれていましたが、太陽線はみられず。
世間で知られているように、コンビニ経営者は朝3時に起きて夜中12時まで働く、といった奴隷産業とも言われている程、ひどい状態のようです。
そう考えると、おばさんの手にあった非常に強力な運命線が暗示させる力強い運勢が、本人にとって幸せかどうかは微妙ですよね。

また、特に女性の手に強い運命線が刻まれるのは考えもの。家に収まらず社会でいやがおうにも働かざるを得ないというのが、女性にとって幸せかどうか・・・・。
理想なのは、運命線とは別に太陽線が刻まれている事でしょうね。

■運命線の基本2
(A)のように一直線に刻まれている線が、運命線のが本道といわれます。
このタイプの相を持つ方は、強力な運気故に弱者に対する気遣いが損なわれがちで、敵を作りやすいので注意が必要です。

運命線は中指の付け根よりも5mmほど下まで刻まれていると、晩年まで充実した生活を送れる暗示。
指の付け根まで伸びると「大繁栄後の失脚」という意味合いとなります。

ただ、中指の指先まで伸びる線ほど長いは例外。天下を取るような人かもね。
いわゆる「天下筋」と言われる相です。

どんな線にでも言えることですが、線は太く深く刻まれているほど良い。例え(A)のような線でも、線自体が弱々しいものならば、運勢は強いとは言えない。
線が波打っているような相の場合、安定しない運気を現します。

■運命線の流年
運命線は手首側が若年、指先側が老年と覚えて下さい(流年法を参照)。
手のひらの真ん中(丁度頭脳線の交点あたり)を32~35歳とします。
詳しい流年に関しては、「運命線 流年法」を参考にしてみてください。

■運命線の起点
運命線の起点が
(B)のように、月丘から発するような線の場合、他人から援助を受けて成功する相と言えます。
(C)のように、生命線の内側(金星丘)から発するような線の場合、身内・家族から援助を受けて成功する相と言えます。

要するに、月丘側になればなるほど他人、親指側になればなるほど身内・家族からの援助を受けられると覚えて下さい。

(D)のように、幼少自体を現す手首の上あたりから生命線と寄り添う形で昇っていたら、幼少時代に家庭上の苦難(親の事業が倒産して苦難を 被る・家が貧乏・厳しい躾けの元で育つ等)を受けて育ってきたことを示します

■運命線の太さについて
どの線でもそうですが、線が太くなればなるほど、その線が示す意味合いは強くなるものです。
ただ、最近色々な方を鑑定していて思うのですが、大体の場合、運命線は底部が太くて上に行けば行く程細くなる傾向があります。
これは未来の運命が定まっていない事を表している意味があるのでしょう。
お年を召した方の手相を見ると、老年期までも強く運命線が刻まれていることが多い事からも、推測できます。
また、20歳に満たない依頼者の手相を見ると、運命線が刻まれていないことが多くありますが、これも別に心配する必要はないのです。

要するに、運命線は「変化することもありうる」線ということ。
努力次第で運勢が開花できる証拠でもあります。

手相データベース061の依頼者は年齢が14歳と若いですが、運命線の20歳以降が刻まれていない事がわかります。
恐らく、20歳頃には運命線も定まってくるでしょう。

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