基本解説
運命線から生じる支線は、新しい方面への運勢開花を表しています。
運命線から新たに木星丘へと支線が出る場合、先述した「木星丘へと伸びる運命線」と同様に、権威・権力を行使できる立場に就く事を意味します。
その方面への才能の開花の時期は、運命線から分岐した地点を運命線の流年法で推測して推測してください。
このタイプの運命線は本人の努力によって開花することが多いため、年を経る事に支線が濃く、強くなっていく傾向にあります。
運命線の支線というのは基本的に吉相です。
運命線の本線自体は比較的変化が少ないですが、支線に関しては別ですね。
特に上向きの支線は割と生じやすく、支線の生じた時期をその人の運勢開花の時期と判断して差し支えないでしょう。
今回の場合のように、運命線か木星丘方面へと支線が生じるということは、ある時期に役職がつくとか、出世するといった事が起きて、権威・権力を行使できる立場に立ち始めることを意味します。
そしてこの支線は、権力者としての立場が強くなればなるほど伸び、遂には木星丘へと至れば、その地位は不動のものとなるでしょう。
それ故、「木星丘へと至っていなくても」、細く細かい運命線の支線が木星丘方面へと少しでも伸びていれば、この時期に地位が向上し始めることを意味するのです。
こういった細かい支線は割と出現しやすいものですので、運命線の日常的な観察は十分されてください。