運命線

運命線が末端に行くにつれて細く薄くなる

運命線が末端に行くにつれて細く薄くなる

基本解説

運命線は上に行けば行くほど晩年になるわけですが、この場合のように運命線が上に行けば行くほど細く薄くなるということは、まさしく先細りの人生を暗示する物です。

若い頃は非常に力強い境遇で負けなしの運勢を暗示しますが、歳を取るに従い徐々に運勢が低下していくのです。

ただ、末端にかけて運命線が細くなっていく、というのはごくごく一般的な相でもあります。

考えても見てください、若い頃は下積みの生活が多く、必死に体を動かして汗水たらして働きがち。
人から色々とこき使われて、嫌な思いをしながらも必死に耐えて仕事をしていく、というケースが多いでしょう。

運命線は「働かざるを得ない境遇」の人に強く現れるものですので・・・。

これが徐々に細くなっていくということは、少しずつ現場を離れ、人を使って自分は楽をしていくことができる環境へと変化していく、とも読み取れます。

なので、上で書いた「運勢が低下する」というのは若干間違いなのかな、とも思います。

最良の相は、運命線が明瞭に細く美しく刻まれ、かつ太陽線財運線などの成功を暗示する相が同時に現れていること。
これらの相伴えば、年を経たら人ろうまく使うことで、自身は体を動かさずして利益を得られる境遇になる、ということです。

逆にこういった成功の線がない場合、冒頭に書いたように「運勢がただただ低下していく」という意味になりますね。

そのあたりの判断というのは、線自体の強弱のみにとらわれず、うねっていないか、切れ切れになっていないかなど先の状態をよくよく観察すること。
そして、先述したように、成功を暗示する線が明瞭に出ているか、出ていないかを確認する必要があるということです。

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