運命線

運命線が生命線の末端から生じる

運命線が生命線の末端から生じる

基本解説

運命線生命線の末端から生じるケースがあります。

これは身内から受けるなんらかの束縛を意味しているのです。

この束縛とは、親が事業に失敗して破産し幼少の頃から働きに出なくてはならなかったり、両親が居ないため働きに出なくてはならなかったりといった意味となります。

生命線の末端は親指側に寄ることになりますが、運命線の見方の基本として、支点部分が親指側(金星丘)によれば寄るほど、身内・家族からの干渉を意味します。

逆に、生命線側から離れれば離れるほど、小指側(月丘)によれば寄るほど、他人からの影響を意味するということになります。

この相の多くは幼少期に親の事業の失敗を経験するなど、恵まれない不運が生じるケースを表しますが、生命線から運命線が生じるのは「努力線」をも意味しますので、恵まれない境遇にありながらも自身の努力で身を立てていくことを意味します。

子供の頃、周りの子供達は遊んでいるのに、自分は家業の手伝いをしたり、内職の手伝いをしたりしてすでに働いていたようなケースですね。

実際、私も実家が貧乏であるため、幼少期から家の手伝いや内職の手伝いをしていましたが、このタイプの相があります。
けれども、その当時に培ったお金に対する考え方は、大人になった今でも自分の心の中で確実に息づいています。

一枚1円の袋貼りをし、お金を稼ぐということの大変さを嫌という程、味わいました。
その苦い経験こそが、後の人生を歩む上で、非常に重要な経験となったわけです。

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