仕事線

仕事線(職業線)で切れる運命線

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基本解説

仕事線が運勢に与える影響について述べてきました。

では、画像のように仕事線が運命線を切り、それ以降の運命線が無い場合はどういった事が考えられるでしょうか。
この場合は、仕事線の暗示する「仕事から離れられない苦境」により「運命線が現す運勢が遮断される」事を意味します。
もしもこれ以降運命線が出ていない場合、再就職にはかなり時間がかかる事が考えられます。

この出来事こそが、私の両手に刻まれる「仕事線が運命線を切る」という、悲惨な相であったわけです。

よく手相書では「仕事線は仕事に情熱を燃やす人だから出世が早く、成功者に現れる手相」といった風に書かれているのですが、実情はこのような状況です。
思い返せば私の人生は仕事に振り回され続けました。
自身の能力が低いにもかかわらず、なぜか目上から評価されて分不相応な立場に引き上げられ、結局実力がないために失敗する・・・といった状況になりがちなのが、私の人生の不幸だったと思います。

筆者の例

仕事線で切れる運命線
仕事線が伸び、運命線の妨害線と合流している。
私は地位も名誉も失い、仕事も友人も失った。
人生最悪の出来事が生じ、のちの人生に深い影を落とす事となった。

さてさて、この「仕事線」については諸説ありますが、基本的に「仕事に対して情熱的になる」人に現れる相とされています。
実を言いますと私には、左手に明瞭な仕事線があります。
思い起こせば20代前半、氷河期世代として生を受けた私は、数年のアルバイト生活の後にとある工場の正社員として雇われました。
周りを見渡せば満足に就職できている連中も少なく、自分は恵まれているんだ、だから頑張らなきゃいけないんだ、と若い心を情熱にもやし、仕事を必死にこなしていました。
そんな私に降り掛かったのが、10億円もの設備導入プロジェクト。
私は生産技術の主任として抜擢され、その設備導入に明け暮れました。

・・・ですがその設備導入は困難に困難を極め、結局最後に立ち上がり満足に生産ができるようになるまでに、1年の歳月がかかりました。
私はその間、連続勤務をし続け、20時間勤務というような違法な勤務状況を何日も続けるうちに倒れてしまいました。
結局私はプロジェクトを遅延させた責任を取らされ、退職へと追い込まれていきました。

私は仕事に対して非常に情熱的に打ち込み、それが故に友人たちや家族をも顧みなかった。
この出来事により私は、仕事と、友人を失い、家族からの信用も失ってしまった。

仕事線で切れる運命線

仕事線は、その位置的に「運命線に対する妨害線になる」という事は、覚えておいてください。
思い出すと、私の仕事線は、元々はこんなに長くなかったんですよ。
もともとは、画像の赤色の仕事線のように、小指の下側に1~2cmほどの長さで生じていた。
けれども、仕事に情熱を燃やしていくに従い、この仕事線は緑色の仕事線のように徐々に伸びていって、遂にはパープルのしごと線のように運命線を寸断してしまった。
この運命線だって、元々はこんなに明瞭に寸断されていなかったんです。
私はこの時「必死に努力することにより、人生がむちゃくちゃになった」んです。
そのため、私の後の人生は、いかに自身に負担をかけず、楽にお金を稼ぐか、という事がアイデンティティになってしまった。

今までの意識を根本的に変えてしまうような悲惨な出来事が生じてしまったわけですね。

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