C:手相と掌丘

火星平原

火星平原

基本解説

平原は生活力を表す丘です。
この丘は他の丘よりも凹んでいるのが普通で、この部分の肉が厚い場合は生活力に富むことを表しています。
火星平原に輪紋(○)が現れた場合、生活力が向上するという意味あいがあるようです。
運命線が刻まれる場所でもあるため、やはり生活力を意味するというのが定説のようですね。
また、火星丘の中央付近に出っ張り(こぶ?)ができると、噂の人となるとう説もあります。

火星平原が最良の状態で現れる条件として、火星平原以外の丘が大きく膨らんでいる必要があります。
それは、人差し指の付け根である木星丘中指の付け根である土星丘薬指の付け根である太陽丘小指の付け根である水星丘、及び手の側面である月丘親指の付け根の金星丘といった丘すべてが、大きく膨れ、かつ艶とはりのある状態である、ということになります。

手相を語る上で丘の発達に関しては外すことのできない内容ですが、丘が適度に発達し、ツヤとハリがあるような状態を最良とします。
丘が良い状態だと、その丘の持つ意味を強める働きがありますが、全丘が発達していると、中央の窪地である火星平原の意味を強めることになります。

関連する相

火星平原が「生活力」を意味する部位であるため、火星平原に現れる線は生活・仕事に関係する相が多く現れます。
今回は火星平原に現れる各種線について紹介していきます。

火星平原が「生活力」を意味する部位であるため、火星平原に現れる線は生活・仕事に関係する相が多く現れます。
今回は火星平原に現れる各種線について紹介していきます。

・運命線(青色):運命線はその名の通り、その人の運命を表す線です。運命線は明瞭に強く現れているものを良しとし、切れ乱れ妨害線(黒色)が現れているものはトラブルを意味します。

寵愛線(赤色):影響線ともいいます。他者からの影響を意味する月丘より青色の運命線へと斜めに流れ込む線で、強い影響力を持つ相手からの影響を意味する線です。多くの場合、パートナーとの関係を意味するとされています。

太陽線(緑色):名声・成功を意味するのが太陽線です。多くの場合、火星平原より太陽丘へと向かうパターンが常ですが、月丘へ至るものもあります。画像のように、運命線(青色)より太陽丘へと至るタイプの太陽線の場合、当人の努力により運勢が開花します。運命線から生じた上向きの線は別名「開運線」といいます。このタイプの線がある場合、名声・成功を得るととともに実益も得られるために、生活力が向上します。

財運線(茶色):財運線はその名の通り、財運を得られるという意味がありますが、同時に科学的分野での才能や機敏性を意味することもあるとされます。画像のように、運命線・知能線との交点より小指下の水星丘へと至るような財運線が生じている場合、自身の才能・能力の開花により成功を得られる相とされます。

・輪紋(紫色):紫色の輪紋が火星平原に生じているような状態だと、生活力が急上昇します。この相は筆者の手にあるものですが、運命線の流年的にみて30歳頃に、副業が大当たりし生活力が一気に向上しました。

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