基本解説
希なケースですが、生命線の末端が月丘に向かうことがあります。
元々、生命線の中央~末端部分から月丘に向かう支線を「旅行線」といい、境遇の変動や国内・海外旅行を表す線といわれていますが、生命線本線が月丘に向かう場合もまた、どうように境遇の変動や旅行・移転を表すものです。
ただし生命線本線が月丘に向かう場合はその意味合いがかなり強くなり、宿命的に境遇の変化が多く、住居が定まらないといった状態になりがちなようです。
女性の場合は離婚結婚を繰り返したりします。
実際、私の知り合いの女性がこの相を持っています。
人当たりがよい人なのですが、精神的に不安定な面があり、結果として離婚してしまっています。
「相手が悪い」という話ですが、果たしてどうかな・・・と思う一面がありますね。
仕事も転々としており、やはりひとつのところに落ち着くというのが難しいのかな、というのが実情です。
このタイプの生命線を持つ人は、上でも書きましたが一つのところに落ち着いて仕事をするのではなく、転勤や出張を繰り返すような仕事のほうが、かえって気晴らしになり長続きするようです。
もしこのタイプの生命線を持つ人を伴侶としたならば、退屈させないように頻繁に旅行に行く方が関係を長く続けられるかもしれませんね。