基本解説
仕事線(職業線)が運命線を切り島が生じている意味
手相において、仕事線（職業線）はキャリアや職業に関連する重要な情報を示す線です。運命線は、人生の運や運勢、方向性を示します。仕事線が運命線を切ることで島（アイランド）が生じる場合、その意味は特に重要です。以下に、仕事線が運命線を切り島が生じている場合の解釈を詳述します。
1. 仕事線と運命線の基本的な理解
- 仕事線: 手のひらの小指の下から伸びるこの線は、持ち主の職業的な活動や仕事に対する志向を示します。線の長さや濃さ、形状によって、職業的な充実感や志向がわかります。
- 運命線: この線は持ち主の人生全般、特に運や人生の方向性を示します。運命線が強く刻まれていると、持ち主は運命に恵まれる傾向があります。
2. 仕事線が運命線を切ることの意味
仕事線が運命線を切る場合、以下のような重要な解釈があります。
- 職業の変化: 仕事線が運命線を切ることで、持ち主は職業的な変化や転職を経験することが多くなります。これは、新しい環境や仕事が人生に影響を与えることを意味します。
- 運命への影響: 職業の選択が持ち主の運命や人生全般に大きな影響を与えることがあります。仕事の成果や失敗が人生の方向性を変える要因となります。
- 決断の重要性: 仕事に関する重要な決断が運命に影響を及ぼすことを示しています。持ち主は、キャリアにおいて慎重な選択をする必要があります。
3. 島（アイランド）の意味
島（アイランド）が生じることは、手相において特に注目すべき現象です。島は、線が途切れたり、丸みを帯びた部分が形成されたりすることで、独特の形状を持つことが特徴です。島が現れる場合、以下のような意味があります。
- 職業的な挫折: 島は、持ち主が職業において挫折や障害を経験する可能性を示します。特に、運命線に対して切れる部分での島は、職業的な挑戦や困難を意味することがあります。
- 一時的な停滞: 島は、持ち主が職業的な活動において一時的な停滞を経験することを示す場合もあります。この停滞は、状況や環境の変化によって生じることがあり、その後の成長や変化につながる可能性があります。
- 再評価の必要性: 島は、持ち主が自身の職業やキャリアに対して再評価を行う必要があることを示唆しています。職業的な方向性を見直し、新たな目標や計画を立てることが求められます。
4. 島が生じた場合のアドバイス
仕事線が運命線を切り島が生じている場合、持ち主は以下のようなアドバイスを考慮することが重要です。
- 柔軟な思考: 職業における変化や障害が生じる場合、柔軟な思考を持つことが重要です。新しいアイデアやアプローチを取り入れることで、問題を乗り越える手助けとなります。
- サポートを求める: 挫折や停滞を感じる場合、周囲のサポートを求めることが大切です。友人や同僚、専門家に相談することで、解決策が見つかることがあります。
- 自己成長の機会: 島は自己成長の機会を示す場合もあります。この機会を活かし、自分のスキルや知識を向上させる努力をすることで、次のステップに進むことができます。
5. まとめ
仕事線が運命線を切り、島が生じていることは、持ち主にとって重要な意味を持ちます。この現象は、職業における変化や挑戦が人生に大きな影響を与えることを示しています。持ち主は、柔軟な思考を持ち、再評価の機会を利用して、次のステップに進む努力をすることが求められます。
手相を通じて自身のキャリアや人生を見つめ直し、新たな目標に向かって進むことが、持ち主にとっての成功の鍵となるでしょう。
～～～～
仕事線上に島が生じているケースがあります。
仕事線が運命線を切る場合、運命線を仕事線が切っている部分を運命線の流年法で見て、その流年の歳に仕事が過度に忙しくなったり、逃げるに逃げられない苦しい仕事を強いられるケースとなることは先述しました。
今回のように仕事線上に島が生じているケースでは、その島に囲まれた部分を運命線の流年法で見て、その期間内に上記の苦境を味わう事になります。
この相は管理人である私の手の左手にあるものですが、月数日しか休み無く、毎日夜中3時まで働く(20時間勤務なんてのもありました)ような仕事を強いられ、かといって責任上逃げる事もできずに心も体もボロボロになった時期です。
仕事線は第二火星丘に単体で刻まれている場合は、単に仕事熱心であるという事を暗示する良い相なのですが、ここまで伸びると凶悪な相と言わざるを得ません。
手相書を見ると仕事線は「仕事に情熱を燃やしぐんぐん出世する吉相～・・・」といった記述がされていることが多いのですが、私は自身の経験上、仕事線を一種の妨害線と判定しています。
関連する線
仕事線が現れる位置は、月丘と小指の下の水星丘の下あたりで、この位置に現れる別の線として代表的なのが「反抗線」ですね。
反抗線は、画像の赤色の線のように手の側面から生じて仕事線同様に掌の中央をめがけて水平に伸びる線です。
仕事線と明確に分けて判断するのはこの「掌の側面より」という点で、仕事線は掌の側面から離れて生じる（青色のもの）ので、判断がつきます。
反抗線を持つ人は正義感が強く、他人の意見に屈せず自分の意見を通していく力強さがあることを意味するのですが、その正義感故に周りに疎ましがられてしまうケースもあります。
仕事線と反抗線にはある種の関係があると私は睨んでおります。
というのも、仕事線が運命線を切る前のわたしは、仕事に対して情熱をもやし、サボることなんて考えられない、不真面目に仕事している人には注意するといった面もありました。
結果、私は周りから疎ましがられ、閑職の憂き目に会い、ピンチの時に助け舟を出してくれる人がほとんどいない、というような状況に追い込まれたわけですね。
当時は若くエネルギーもあったために、「休みながら仕事をする」という意味もわからなかったですが、この遺体経験から私は、力を抜いて仕事をすることを覚えました。
