基本解説
太陽線上に□（スクエア）が生じている
手相において、太陽線は名声、成功、創造性を示す重要なラインであり、個人の社会的な地位や才能を反映します。一方、スクエア（四角形）は、しばしば保護や安定、現実的な制約を象徴する形状として解釈されます。太陽線の上にスクエアが生じている場合、成功や名声に対して特定の影響を与える要因を示唆します。以下に、この手相が持つ意味を詳細に探求します。
1. スクエアの特徴
スクエアは、手相において以下のような特徴を持っています：
- 安定性: スクエアは、安定性やバランスを象徴します。この形状が存在することで、太陽線が示す成功が持続可能なものであることを示唆します。
- 制約や保護: スクエアは、時に制約や制限を示すことがあります。成功を得るためには、特定の条件やルールに従う必要があるかもしれません。
- 現実的な視点: スクエアがあることは、現実的なアプローチを持っていることを示します。夢や目標に向かって進む中で、地に足の着いた思考が必要とされます。
2. 太陽線の役割
太陽線は、自己表現や創造性を示すラインです。以下は太陽線の特徴です。
- 名声と成功: 太陽線が強い場合、名声や成功を得る可能性が高いことを示します。自己表現が豊かであり、他者からの評価も得られるでしょう。
- 社会的な影響: 太陽線は、社会的な地位や影響力を示します。この線が明瞭であれば、その人の存在感が大きいことを意味します。
- クリエイティブな才能: 太陽線は、創造性や芸術的才能を示すため、アートやパフォーマンスなどの分野での成功を期待されることが多いです。
3. 太陽線上のスクエアの影響
太陽線上にスクエアがある場合、以下のような影響が考えられます：
- 成功の安定性: スクエアが太陽線に存在することで、成功が持続可能であることが強調されます。この形は、成功が一時的なものではなく、確固たるものであることを示します。
- 現実的な課題: スクエアは、成功を得るための現実的な制約や課題があることを示唆します。この場合、夢を追い求める中での具体的な計画や戦略が必要です。
- バランスの取れたアプローチ: 太陽線上のスクエアは、名声や成功を追求する際に、バランスを保つことが重要であることを示します。仕事とプライベート、自己表現と現実のニーズを調和させることが求められます。
4. スクエアが示す具体的な状況
太陽線上にスクエアがある場合、以下のような具体的な状況を示すことがあります。
- 明確な目標設定: スクエアは、具体的な目標設定の重要性を示します。成功を手に入れるためには、明確なビジョンと計画が必要です。
- 自制心と努力: スクエアがあることで、自制心や努力が成功に欠かせない要素であることが強調されます。自己管理を怠ると、成功が持続しない可能性があります。
- 支持とサポート: スクエアは、他者からの支援や協力が成功に不可欠であることを示す場合もあります。この場合、周囲との良好な関係を築くことが重要です。
5. スクエアを活かす方法
太陽線上のスクエアがある場合、成功をより効果的にするために以下の方法を考慮することが重要です。
- 現実的な計画を立てる: スクエアがあることで、現実的な計画を立てる必要性が高まります。具体的な目標と達成手段を明確にすることで、成功への道が見えてきます。
- 柔軟性を持つ: 現実的な制約がある場合でも、柔軟な思考を持つことが重要です。計画を見直し、変更することで、新たなチャンスを見つけることができます。
- 自己評価を行う: 自分の強みや弱みを正確に把握し、自己評価を行うことで、適切な行動を選択することができます。これにより、成功の可能性を高めることができます。
- 周囲の支援を受け入れる: スクエアがあることで、他者からのサポートが重要であることが示されます。信頼できる友人や専門家の助言を受け入れることで、成功の可能性が広がります。
結論
太陽線上にスクエアが生じている場合、その人の成功は安定しているものの、現実的な制約や課題が伴うことを示唆しています。このような手相を持つ人は、明確な目標を設定し、自己管理と努力を怠らずに進むことで、成功を持続可能なものにすることができるでしょう。
手相上に生じる□(スクエア)は、凶事に対しての保護・防御を現しています。
太陽線上に凶相(島・×・妨害線等)が生じている場合でも、それらの凶相を□(スクエア)が保護するように取り囲んでいる場合、それらの凶相による凶事は保護されるのです。
ですがこの場合の保護とは凶相が全て無くなるわけではなく、
・島ならば延々と続く苦悩が緩和される
・×・妨害線ならば突如生じる不名誉・失敗・失意による大打撃が、辛うじて回避される
といった具合です。
筆者の例
筆者の右手の太陽線。
青色矢印が２０代からあった太陽線です。
当時、生産技術主任として仕事をしていた時期、生産設備導入が失敗し、責任を取る形で退職しました。
非常に葛藤していた時期で、すべての責任を私が一人背負った形になりました。
当時は太陽線が緑色の妨害線により遮られて止まるという状態でしたが、あれから１０年あまりが経過した現在は、画像のようになっています。
妨害線と太陽線との交点に赤色｛で示すスクエアがあるため、当時危機的状況であった私は、その災難をかろうじて乗り越えられたことを意味します。
当時、会社を休職し、復職し、退職するというコンボを決めた私は人生の底にいましたが、その地獄の中で「どうすれば今回のような悲劇を繰り返さないですむか」ということを必死に考えました。
結論としては本業はそこそこにし、たとえ仕事を失っても副業で食えるようにすることと、仕事を失っても新たな仕事を得られるよう資格取得しよう、という結論になりました。
結果この考え方により、私の人生は危機的状況を乗り越えられ、かえって以前よりも運勢が強くなったというわけです。
