基本解説
太陽線から土星丘に向けて支線が生じる場合、名声・成功を意味する太陽線の意味合いに加えて、忍耐・努力を意味する土星丘の意味合いが加わることになります。
この人の成功は手堅く努力を続けることで開花すると言うことです。
ただし、元となる立ての太陽線が明確で力強い物でなければ、その成功の暗示は確実な物とはなりません。
本人の心がけ次第で線はよりよい物へと変化していくでしょう。
変化
こういったタイプの「分岐線」の場合、まるでたけのこが伸びて竹になるように、徐々に伸びていくものです。
今回の場合、太陽線から土星丘へと伸びる形ですが、正直このタイプの支線は珍しいものです。
この支線は見方によっては運命線とも取ることができます。名声・成功・名誉に裏付けられた生き方の確立、とでもいうべきでしょうか・・・。
さて、変化に関してですが、まずは左側のように太陽線から小さく分岐が始まり、徐々に2番め、3番めといった具合に伸びていくことでしょう。
最終的には最も右側のように水星丘側にも支線が伸びれば、社会運・名声名誉・そして富も得られる最高の相となり得るはずですね。
手相ではフォーク状の相は最上の相とされます。
例えば運命線末端のフォークは晩年での大活躍を意味しますし、運命線・太陽線・財運線の3つが一つの点より生じる「三奇紋」は手相の中でも最高の相とされています。
個々で紹介した最も右側の相は、そういった意味でも「三奇紋」の一種と捉えてよいでしょうね。
ただまぁそれだけ強力な相ですので、数千人に一人持っているか持っていないかといった感じでしょうが!