
基本解説
運命線上に流れ込むようにして刻まれる寵愛線は、他者からの強い援助を意味し、男性にあっては仕事上で有力な方からの引き立て、女性にあっては結婚を意味する事が多いとされる相です。
運命線上に現れる星は「ショッキングな出来事」を意味しています。
これら二つの相が組み合わさった訳ですから、
「なんらかの驚くべき出来事が起きた時、自身にとって非常に意味のある方と出会う」
「自身にとって非常に意味のある方とであった事が、とても驚くべき事であった」
と2つの意味合いが考えられる訳です。
星に関しては、良否の判断が分かれるところではあります。
というのも「衝撃的な出来事」で有ることには間違いないのですが、それが良いショックなのか悪いショックなのかは、星単体を見ても判断がつかないのです。

なので、星が交わった線との交点より上の運命線が明瞭か明瞭でないかによって、今回の場合は判断します。
上の画像のように、星と交わった点より上の運命線が消えていたり、細く薄く乱れているようならば、このショッキングな出来事は運勢を低下させる原因となるわけです。
たとえば、詐欺師に騙されて身ぐるみはがされてしまったとか、そういった「突然想定もしていなかったような事件」が起きてしまうわけですね。
「信じていたあの人が、まさか・・・」というような感じでしょう。

事件で思い出しましたが、もしも星の交点が赤黒くなっているならば、それは運勢上非常に苦痛を伴う出来事が生じます。
自身の立場境遇が破滅するような、凄まじい出来事が生じることを意味します。
もしもこのような相の場合で、運命線がその星との交点でぱったり消えてしまっているような場合、多くは命を落とすことになる凶相ですね。
信頼していた人に裏切られ、命を落とすようなおぞましい出来事が生じる・・・そんな危険性もある凶相です。

逆に、運命線と寵愛線が交わった点より、星が生じて、それ以降の運命線が強くなるようなケースの場合、あなたにとって非常に有益な方との出会いにより、運勢が劇的に幸運する兆候となるわけですね。
こういった場合、よーく星を観察してみてください。

星の一部が太陽丘に伸びていたり、水星丘に伸びていたりします。
この場合、一種の太陽線・財運線となりますが、共にこのショックを伴う出来事・出会いにより、運勢が一変してしまうような出来事が生じます。
その結果、名声や名誉・成功を得られると共に、財運もついてくるという最上級の出会いを意味するわけですね。
まぁ~女性の場合は身分に釣り合わない相手と出会い、玉の輿にのってしまうといった意味になるでしょう。
裏山裏山!