運命線

運命線から上向きの支線が出る(開運線)

運命線から上向きの支線が出る

基本解説

運命線はその人の人生を現す線といっても過言ではありません。

男性の場合は殆どの場合仕事を意味し、女性の場合は主婦業を現すこともあります。

今回は、そんな運命線より上向きの支線が現れた場合を考えてみましょうか。

基本的に、手相では縦向きの線を吉として見、横向きの線を凶と見るケースが多いですね。
凶相である妨害線はその殆どが水平方向に刻まれています。
(もちろん、場所によります)

今回は、運命線から上向きの支線が出るというケース。
これは「開運線」といい、運勢が向上することの現れとなります。

先にも述べましたが、この開運線は運勢が向上する相ですが、親指側にでれば支線が生じたその時期に、権力・支配力が向上することを意味します。
例えば、責任のある立場に抜擢されたり、出世したりといったケースですね。

逆に、小指側に出れば、金銭を得たり、名声を得たりといった意味となります。
この支線が伸びていき、太陽丘に至れば名声・名誉・成功を得ることの決定的な証となり。
この支線が伸びていき、水星丘に至れば金銭・実益を得る吉相ということになります。
この支線が伸びて結婚線へと至るならば、結婚・恋愛により境遇が著しく向上するという相になるわけです。

上記で述べましたように、運命線から上向きの線が出るという状況は、開運の時期を表します。
そして、大抵の場合、その成功というのは、本人の努力により開運するケースがほとんどとなります。

月丘から伸びた太陽線などとは違い、自分自身の努力がキーワードになってくるのが特徴となります。
なので、なにかに向けて必死に努力を続けている人は、この開運線が運命線から出ないか、よく観察することです。

そして、もしもあなたの運命線の上に開運線が生じ始めたら、その開運線が親指側か小指側どちらに向けて伸びているのかをまず確認する。
この開運線は徐々に伸びていくのが特徴の線ですから、この線が、どのようにして伸び、どこへと至るのかを十分観察する必要があります。

その支線の行く先がわかれば、努力の末にあなたが何を得られるのかということを推測することができるでしょう。

開運線と流年法

開運線はその生じた位置により、いつ頃から成功するのかを読みとることができます。たとえ短いものでも上向きの開運線は強力な開運を意味するので、よくよく観察してみてください。

  • 25歳ころから土星丘への開運線が生じて、その成功は35歳ころまで続く
  • 35歳ころから水丘への開運線が生じて、その商業的才能が開かれる
  • 45歳ころから太陽丘への開運線が生じて、名声・名誉を得る
  • 60歳ころから木星丘への開運線が生じて、地位を得る

関連する相

運命線から木星丘へと支線がでる

木星丘は「権力・支配力・出世」を意味する丘です。運命線からの分岐は自身の活躍により運勢が開花する意味を持ちますから、自分自身のしごとぶりが出世に繋がるわけですね。耕作みたいな感じで実力で社長までのぼりつめられるかも・・・・!?


運命線から土星丘へ上向きの分岐線がでる

運命線から上向きにでる分岐線はどのようなものでもあっても吉相です。画像のように土星丘への分岐線が生じる場合、自身の努力が実を結び更に強く発展していくことを意味します。一つの分野が2つへと別れ同時に発展し広がっていくイメージです。


運命線から太陽丘側へと支線が出る

運命線から太陽丘側へと支線がでる、新たな太陽線が生じている形。自身の努力が成功・名声を呼び寄せるのに大きく貢献したことを意味する。人が羨むような幸運が開ける暗示だが、その幸運の裏にはこの人の努力があったのだ。


運命線から水星丘側へと支線が出る

自身の努力が実を結び金銭を得るのに役立つことを意味する。また画像のように知能線・運命線との交点から出ると商才を発揮し、人が思いつかないようなアイデアで事業を立て大儲けする相となる。

筆者の例

筆者もまた、開運線を持ちます。上の画像ですね。
この開運線が意味するところを書いていきます。

私はとある大企業に転職できたのですが、結局そこは様々な理由により続けることができませんでした。
やはり中途で採用された人というのは色々な嫌がらせをうけるわけです。特に大企業ともなれば出世争いが激しく、途中参加で主任として入ってきた私に味方してくれるひとは居なかった訳ですね。
そんな「同性からの嫌がらせ」を意味するのが、黒色の妨害線ですね。第一火星丘は「同性から受けるトラブル」ですので、まさしくそのような事が起きたわけです。

しかしほぼ同時期に、とある外資系企業からお誘いをうけ、そちらに転職したところ、凄まじく待遇がいい・・・。本当に信じられない程の待遇でした。
前職の2倍程の年収で、残業なし、仕事はほぼ無しという感じです。家賃すべて補助、カーリース代も全て補助、生命保険も団体保険で会社もち・・・という、普通の日本企業ではありえない待遇です。
緑色四角は「窮地に陥るが、災い転じて福となす」という意味合いを持ちますが、まさにそのとおりでした。

事実上その事業所のトップに立てた私は、非常に恵まれた環境で仕事ができているという訳です。

この成功が、水色フィッシュとなって現れたわけですね。このフィッシュは運命線を起点としていますので、自身の努力が幸運を招き寄せた形になります。

この努力というのはサイトで何度も書いていますが「第二種電気主任技術者」という資格を試験で取得したことによります。合格率3%もの超難関資格ですが、5000時間もの勉強の末に勝ち取った私の誇りです。

このように開運線は「血のにじむような苦労が報われる」暗示であり、その幸運は普通では考えられないほどの幸運だと考えて良いでしょう。

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