手相家泣かせ

手のひらに縦横無尽に線が走る(ストレス線)

手のひらに縦横無尽に線が走る

基本解説

これも手相家泣かせの手相ですね。
いわゆる「線が沢山ありすぎてなんじゃこりゃー!!!」というタイプの線。

このタイプの線が生じる人は華奢で体力がなく、気力にも乏しいタイプの人に現れやすいですね。
細かいことによく気づく特性は良いのですが、細かいことをあれこれと気にしすぎてしまい、精神的に疲弊しきってしまうタイプ。
他人から言われたことを「あれってこういう意味だったのかな・・・」「次はこうした方がいいのかな」「あとで謝ったほうがいいかな」などあれこれと考えてしまい、精神が休まらないんですね。

そんな精神の不安定な状態が継続的に続くことで、徐々に掌の線が増えていき、画像のようになってしまうわけです。

こうなるともう、どれが運命線?感情線?生命線?と何がなんだかわからなくなってしまい、ついには「俺には運命線も太陽線も財運線もあるぜ!三奇紋もあるぜ!ひゃっはー無敵!!!」と誤った判断を下してしまいがちなんですが、ちょっとまってください。

こういったタイプの手相をもっている場合は、大抵が内面・内心を意味する左手が画像のようにメチャクチャになっている。
これは当然のことで、精神面の不安定さが掌に現れているわけで、こういう線を持つ人を鑑定する場合は、比較的まともであろう右手の手相を主体に見るのです。

「度重なるストレスにより精神的に限界がきている」事を左手のグチャグチャな手相が意味しており、その原因となったであろう出来事を、右手の手相により観察していくわけです。

縦横無尽に線が走る手相をもつ人の対策

さてさて、あなたがこのタイプの線を持つ人だったら、今後はどうすればいいでしょうか。

とかく精神的に不安定な人に現れるこのタイプの相ですが、例えば
・精神的な重圧のある仕事から離れる
・育児、子育てに悩んでいるなら夫や他の支援サービスを頼ってみる
・お金に困っているならばお金の問題を解決する
といった具合に、精神的な不安定さの原因になっているものを取り除いていくことです。

また、とにかく精神を休めるためにも睡眠を十分に取り、適度な運動をしてストレスを発散させていく事が重要となるわけです。

大抵の場合、内面を表す左手にのみこのタイプのストレス線が生じているものですが、無理を続けていくと外面を意味する右手もこのようにグチャグチャに変化していく事も有りえますので、「左手の掌の線が乱れてきたな」と感じた場合は、早めに休息をとっていく事が重要だと言えるわけですね。

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