基本解説
爪に黒点が生じることがあります。
これは主に、指を挟んだり、ハンマーで打ち付けたりといった怪我により生じるものです。
「単なる事故だから手相とは関係ないだろう」と感じる方もおられると思いますが、とんでもない!
「怪我は悪相」という手相の定石から考えれば、ハンマーで指を挟んで血がにじんだものだろうが悪相には変わりないのです。
爪に生じる黒点はごく近い未来に生じる失意・哀しみ・苦難を暗示するものです。
白点の項目でも述べましたが、黒点の現す不運が実際に生じるのは、画像の爪先のすこし色が変わっているラインに黒点が触れた時です。
白点と黒点が違うところは、白点は基本的に爪の付け根からしか生じないため、4~6ヶ月前にその幸運が起きる時期を予想できますが、黒点は怪我によるものが大半なので、指先に突如生じることもあり得ると言うことです。
黒点はその色が黒く濃ければ凶悪さを増し、致命傷になります。
逆に薄くにじんだ程度のものであれば、それほど致命的な不運が訪れると言うわけではないでしょう。
黒点の大きさは大きければ大きいほど凶悪さを増しますが、黒点のサイズが大きければ大きいほど、「指先から抜けきるまで時間がかかる」ことになるため、不運にさらされる期間が長くなるという訳です。
ただし!
決して行ってはならないのが、黒点が指先まできたからといって深爪をして無理矢理黒点を消したり、爪と指の間をほじったりしないことです。
黒点は基本的に血の塊が黒く変色したものなので、ある程度まで出てきたらお湯で洗えば消えてしまうのですが、経験上、無理矢理黒点を消したところで訪れる不運には変わりないです。
筆者の例
実際、私が前職を辞めるきっかけとなった事件が起きる数ヶ月前、ドアで思いっきり親指を挟み、巨大な黒点が生じました。
この黒点が指先に来たとき、通常では考えられない不運が次から次へと生じ恐怖を覚えたものです。