基本解説
知能線の起点が生命線から5mm以上離れるのは、非常に活動的・行動的な性質を持つことは先述しました。
この起点の状態に加え、知能線が真っ直ぐ月丘に下降する相を「リーダーの相」と呼びます。
これは、非常に活動的・行動的な資質を持ちつつ、非常にシャープな頭脳を持つとされる「直線的な知能線」をも持ち合わせる為です。
直線的な知能線は線の状態が良好ならば非常に頭の回転が速く、状況を即座に理解できる優秀な頭脳の持ち主である事を現しているのですが、コレに加え、常人離れした活動力を現す生命線から5mm以上離れた知能線を持つことにより、「行動的であり、かつ即座に状況を判断できるシャープな頭脳を持つ」という良い要素を併せ持つことになるのです。
ただし、前も述べましたがこのタイプの線の状態が悪い(線全体が鎖状・ささくれ状・島がある・線が薄い・線が弱い等)場合、じゃじゃ馬の相のように活発な行動力が裏目に出るでしょう。