基本解説
運命線は手首側を若年、指先側を老年として見ます。
そして、知能線との交点をおおよそ34歳、感情線との交点をおおよそ54歳として推測。
その運命線の状態によって、ある時期に何が起きるかを推測することが出来るという訳ですね。
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はてさて、画像のように、運命線が知能線と交わる少し手前で消えているケースをよく見かけますね。
この方の場合、20代前半から30歳頃に書けて、かなり強い運命線が刻まれている状態ですね。
運命線の太さはその方の置かれる運勢の強さを暗示する物です。
この方の場合のように、知能線との交点より少し前で運命線に異常があるというケースが大変多くなっています。
流年的にみておおよそ30歳頃。
女性の場合は結婚/妊娠/出産/育児と環境が激変する時期で、かつ女性の厄年は29歳ということ。
丁度、この厄年の時期に多くの異常を抱えた運命線を見かけるというのも、何とも不思議な感じです。
男性の場合もまた、この時期に妨害線が多く刻まれる傾向にある。
30歳前後というのは、男女ともに色々と運勢上の問題を抱えやすい時期なのでしょう。
この方の場合は30歳頃に妨害線が横たわっているので、何らかのトラブルにより、今までの順調な運勢が終わってしまったことを意味する。
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この方の場合もまた、30歳頃に仕事線/妨害線が運命線を横切り、運命線が勢いを無くす。
幸いな事に知能線以降も運命線があるので、仕事に困ることは無さそう。
けれどもう34歳以降は運命線が弱い為、~30歳頃に経験した強い運勢は、34歳以降は経験できないような印象をうけます。
ココで重要なのは、「20代前半の人は、30歳以降の運命線が刻まれていない場合がある」ということ。
手相はその人の置かれる環境によって変化しますが、その最たる物は運命線です。
私の場合、20歳頃には30歳以降の運命線が無く、[コイツは30歳で死ぬのではないか」と知り合いの先生に言われていたようです。
けれども、20歳半ばには既に30歳以降の運命線は出始め、今ははっきりと100歳?暗いまで刻まれています。
27歳の時点では、おおよそ55歳頃まで伸びていました。
34歳の今の時点では、既に100歳頃まで運命線が伸びているので、多分私は死ぬまで働き続けるのでしょう。
ただ運命線がこれだけ伸び始めたのは、私が毎日3時間以上の勉強を続けているからかも知れません。
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これが私の右手。
20代前半の頃は、水色の運命線しかなかったんですね。
けれども、黒色の仕事線が延びた妨害線は明瞭にあった。
要するに「運命線が妨害線で途切れている]という大変不吉な相だった訳です。
私は手相家として、この相を見逃すことが出来なかった。
なので各種自動車免許や技能講習を受けまくり、転職出来るように色々と備えてはいた。
しかし、運命線を遮るような妨害線が生じているというのは恐ろしい不運を現し、親友の死、信頼している人の死、現場でお世話になっている人の死、上司の自殺・・・と人の死を目の当たりにすることを短期間に5人経験しました。
また、仕事上では深夜3時まで働く20時間勤務を強いられるなど過酷な労働条件下に置かれ、付き合いが悪いと言うことで友人は私の元を去っていきました。
結果、私は精神と肉体を壊し、現場へと飛ばされて人のやりたくないような仕事を涙ながらに続けたものです。
運命線が妨害線で終わるというのは、これだけ凄まじい不運が降りかかると言うことなのだと。
自分は準備したつもりだったけれど、準備不足だった。
もっとお金を貯めておけば良かった。
もっと資格を取っておけば良かった・・・。
後悔しても遅く、私は現場でススだらけ、灰だらけになりながら、毎日10kgの材料を素手で500個も運んだものです。
アキレス腱を切り、腰痛は悪化し、ひどい状態に置かれながら、私は毎日、手相を見続けました。
右手にはこの時に、既に34歳以降の運命線があった。
それは~30歳頃の強い運気ではないが、確かに強く、また幸運の相も出ていた。
なので私は毎日朝2時に起きて勉強をし、会社が終わった後夜間の専門学校に通学。
そこで高難易度の資格を取得し、今では誰でも名前の知っている大企業で仕事をしています。
30歳手前の水色の運命線は強く太いですが、この頃は私は周りから頼られ、バリバリと仕事をしたものです。
30歳以降の黄色の運命線は水色と比べると弱く薄い。
今は正直言って~30歳頃のような、バリバリ仕事をすると言うような環境じゃない。
毎日、先輩とコーヒーを飲みながら世間話をし、まったりと仕事をするような状態。
けれども、30歳手前よりも給料は高く、こんなにのんびり仕事をしていて良いのかなぁと変に不安になるときもあります。
運命線の太さや勢いが、収入の量には直結しないのですね。
例え私のように、あなたの30歳手前の運命線よりも30歳以降の運命線が薄かったとしても案ずる必要はありません。
運命線が太いと言うことは「働かざるを得ない境遇」に置かれると言うことに他なりません。
運命線はほどほどの太さがよいのですね。