基本解説
第一火星丘は、親指の付け根のすぐ上に位置し、手相の中でも攻撃性、積極性、闘争心を象徴する重要な部位です。この部分の発達具合によって、その人の自己主張や行動力、挑戦する精神の強さがわかると言われています。
第一火星丘の特徴と意味
1. 攻撃性と闘争心
第一火星丘が発達していると、その人は物事に対して積極的に取り組み、何か問題があれば果敢に立ち向かう姿勢を持っていることを示します。挑戦することを恐れず、逆境に強いのが特徴です。特に競争社会や困難な状況で強さを発揮するタイプの人に見られることが多いです。
2. 積極性と行動力
この丘が発達している人は、何事にも前向きで積極的です。新しいことを始める際にもすぐに行動に移し、周囲をリードする力があります。また、エネルギッシュで疲れを感じにくいタイプの人に多いとされています。
3. 自己主張
第一火星丘が豊かであると、自分の意見や主張をしっかりと伝える力が強くなります。リーダーシップを取るのが得意で、対人関係でも強気な態度を取ることが多いでしょう。
第一火星丘に現れる線や紋
- 縦線:縦に走る線があると、その人は目標に向かって強い意思を持ち、他者との競争に勝つ力があることを示します。
- 横線:横線がある場合、対立やトラブルが多い傾向があることを示唆します。しかし、こうしたトラブルにも屈せずに乗り越える力を持つことを意味します。
第一火星丘の発達を促す方法
- 挑戦的な目標を設定する:自分に合ったチャレンジを積極的に取り入れることで、第一火星丘のエネルギーを活性化できます。
- 自己主張の練習:自分の意見をしっかりと持ち、それを他者に伝える練習をすることで、この丘のパワーを引き出すことができます。
まとめ
第一火星丘は、攻撃性や闘争心を象徴するだけでなく、積極的な行動力やリーダーシップの資質も表します。この丘が豊かであればあるほど、困難に直面した際にも揺るぎない強さを発揮することができるでしょう。
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第一火星丘は攻撃性・積極性・闘争心を表す丘です。
この丘が発達している場合、上記の傾向が強くなります。
この部位から生じた障害線が生命線・運命線を切ると、ライバルからの妨害によって運勢に大きな悪影響を与えられることを表します。
この丘は「思想妨害線」が刻まれる丘でもあります。
思想妨害線とは、第一火星丘から生じた斜めの線が、生命線と知能線を切るように生じる線で、その名の通り「思想を妨害される線」です。
自分自身の考え方に対して他人から反発を受けるという暗示があります。
また、第一火星丘から生じた妨害線というのは、主に「ライバルからの妨害」を意味するとされています。
例えば運命線に対して、第一火星丘から横向きの線が生じて、運命線を切っているような場合、同性から受ける様々なトラブルに苛まれれる事を意味しているわけですね。
このように第一火星丘はとかく「トラブル」を意味する線が生じやすい部位と考えられるわけですね。
第一火星丘に現れる線
・火星環(赤色):第一火星丘の意味である混乱・闘争・紛争という意味合いが付与された運命線。混乱の中から立身出世する人に現れる成功者の相とされています。私自身、火星環を持ちますが、幼少期は貧困な家庭環境に育ち、学もない高卒から成り上がって現在に至ります。現在は外資系高収入企業在住+数千万の投資をする投資家になっています。
・悲傷線(青色):精神的に弱く、悲しみ・苦しみを感じやすい人に現れる、一種の妨害線です。この線は体力が弱く、また気力にも乏しく、不安を感じやすい人に現れやすい線で、私も~30歳ころまではこの悲傷線が左手に目立っていました。度重なるパワハラや左遷・転職など境遇が定まらず苦しんでいた時期にこの悲傷線が目立ち、境遇が安定していくに従い目立たなくなっていきました。
・印象線(緑色):パートナーや家族など、本人にとって身近な相手との関係をみる線です。第一火星丘の範囲に生じる印象線は、20歳~40歳ころのパートナー等との関係を見ます。詳しくは生命線の流年法について調べてみて下さい。
・火星線(茶色):人一倍体力・活力に満ちあふれている人に現れる線。火星線は第二火星線とも呼ばれるもので、普通の人の倍以上の体力のある人に現れる線です。筋骨隆々でガタイのいいアニキタイプの人に現れやすい線ですが、あまり体力を過信しすぎないように。もしもこの火星線が細く薄れていったりしているならば、急激に体力が落ちていく事を意味しますよ。