手相家泣かせ

知能線と運命線の混合

知能線と運命線の混合

基本解説

手相家泣かせの相、第2弾

これは比較的稀な相ですが、知能線と運命線が混合してよく分からない状態になっている手相を見ることがあります。
一見、精神的傾向が極めて強いタイプの知能線に見えます。
画像のような状態で、知能線の末端部分と運命線の末端部分が混ざり、なにがなんだかよく分からなくなっている場合。

これらの相を判断する為には、手相の原則を知っておく必要があります。
・運命線は手首側が太く、指先側に向かうに連れて細くなる
・知能線の末端部分が根本ほどの太さになることはほとんどない。
・基本的に生命線・感情線・知能線の3本はほぼ全ての人(ますかけを除く)に存在する。
・運命線は基本的に手首側から指先側へと登るのが定石
・知能線と運命線の接するであろう掌の中央部位に乱れがないかよく観察(乱れがあれば混合している)

この点を知っておけば、これらの相が知能線と運命線がまざったものだというのはおおよそ判断がつくと思います。

また、これらの奇怪な相を観た場合は、必ずもう片方の手相の状態をみて下さい。
もしももう片方の手の知能線が月丘方向へと急下降し、かつ運命線が知能線に至るあたりで切れているのならば、やはり知能線の末端と運命線の末端が混ざった状態と言える。
もしももう片方の手の知能線が月丘へ急下降し、末端で横に伸びるタイプの相ならば、知能線である可能性を疑ってみる必要がある、という事です。

ただ実際のところこのタイプの混合線はかなり多く、判断に困ることと思います。

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