A:手相の奥義

手相は左右どちらの手を観るか

手相は左右どちらの手を観るか

基本解説

さてさて、表題の件、これに関しては諸説あるのですが、私はもう基本的に「左手を内面(ソウル)」「右手を外面(リアル)」と観るようにしています。
やれ左利きだったら左手がリアルで、右手がソウルやろ~、男は右手主体でみて、女は左手主体で見て・・・とか色々あるんですが、基本的に「両方の手を見て判断する」という見方で問題ないと思ってます。
要するに、「両手の同じ位置に、同じような意味の相があったら、その相の持つ意味は確定」ということですね。

んじゃ、それぞれの手の表す意味ってなんぞや、というのを書いていきましょう。

内面を表す左手

内面というのは、
・自分自身が心の中で抱えていること
・生まれ持った運勢
・今後起きること(未来)

外面を表す右手

外面というのは
・他者に見せる姿
・自分自身で切り開いてきた運勢
・現在置かれている状況

といった意味になると思っています。

左右の手の差異について

パターン(1)

さて、上のような画像の手相を持っている人がいるとしましょう。
左手は感情線の末端が人差し指と中指の中に流れ込む。知能線と生命線は普通の形とする。
右手の場合、赤色のマスカケ線がまっすぐ掌を横切っている。

これをどう読み解くかと言うと、外面を表す右手はマスカケ線があるので、マスカケ線の表す頑固・偏屈・変わり者といった風に周りから見られます。
本人は自分のことを普通の人だと思っているのかもしれませんが、周りからの評価が両極端であるがために、人の好き嫌いが非常に激しくなってしまっています。
それを表すのが左手の人差し指と中指の間に向かう感情線ですね。


パターン(2)

今回のパターンですが、右手は強い生命線と、一本真っ直ぐに突き抜ける青色の運命線が見事な相ですね。
他者から見たら力強く運勢を切り開いていく人で、悩みなんてないんじゃないか、なんて思われてしまうほど順調です。
ですが、左手を見ると、赤色の生命線の上に悲傷線が生じていたり、緑色の運命線は不安定であり、妨害線や島が生じている。
他人からは順調に見えても、内心は非常に苦心に苦心を重ね、悲しい思いをしながら生きてきた人であることを読み取ることができるわけです。


パターン(3)

今回は運命線の差異について。
右手は月丘より生じる青色の運命線で、明瞭で人差し指の付け根付近まで続くため、他者からの支援を強く受けて運勢が開花していく。
途中、知能線との交点付近で妨害線が生じるから、知識不足や勘違いによるトラブルが発生する。

左手はと言うと、緑色の土台線があるので、幼少期から自身の力を鍛えるような出来事が生じた。
しかし緑色の土台線を発端とした運命線は知能線で止まってしまう。
知能線で止まる運命線は、上で紹介した妨害線と同じような意味で、自身の努力不足、知識不足により35歳前後に限界を迎えることを意味する。
しかし、新たに知能線の交点付近より、赤色の運命線が出るから、自身の才能・知性を生かして運勢が開花していく。

このように、他者からは「あいつは人の力を頼ってばっかりで成功していいな」と思われるような人でも、実は影で努力に努力を重ねている人なんだな、といった風に読み取ることができるのです。

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