基本解説
中指の手相上の意味は、運勢・運命です。
この指の付け根である土星丘は運命線が最終的に至る部分でもあります。
関連する相
・運命線
運命線は中指の付け根である土星丘へと向かう線の総称です。手首付近から土星丘へと向かい、手首側を若年、中指側を晩年と見ます。
・運命線が中指付け根に入り込む
引退が難しい相と言われ、年老いても活躍せざるを得ない状態になるとされます。老衰に伴う判断力の低下で失敗を招き、最晩年に不幸になるとされます。
・火星環
親指付け根上方の第一火星丘から弓形に生じて中指付け根付近へと向かう線です。第一火星丘の「闘争・競争・戦乱」の意味合いを強く受け、混乱に乗じて出世すると行った意味合いを持ちます。裸一貫で始め、継続的に努力したことが周りに認められる相です。
・千金紋(成り上がり線)
生命線起点付近より弓形を描いて中指付け根付近へと向かう線です。その名の通り多くのお金を得られることを意味する線ですが、多くの場合、貧乏な家に生まれるとか、天涯孤独な身だとか、幼少期の不幸からは考えられないような人生の逆転劇となるとされています。
・土星環
中指の付け根を弓形に切り取るように生じる線です。運命線の行く手を阻むように生じる線ですが、独自の世界観を武器に文学や芸術方面での活躍が期待できます。反面、晩年に運命線と交わる位置なので妨害線として働き、特殊な性格ゆえに晩年孤独になりやすいとされています。
・災害線
中指付け根付近から下向きに延びる明瞭な線です。運命線とは逆向き(運命線は手首側から伸びる)ので、その点で判断します。災害・天災に遭う半年~数年前から生じてくるとされます。
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