旅行線

月丘から伸びた直線的な運命線

月丘から伸びた直線的な運命線

基本解説

ごく希にですが、月丘より生じた直線的な運命線が、中指や中指と薬指の間に向かうパターンがあります。

世界を股にかけるような大旅行家に現れる相。
以前鑑定した方にこの相の持ち主がおり、インドやアルプスなど世界各地を転々として暮らしているとのことでした。
このタイプの線の場合、生命線の盛り上がりが大きく、それにつれて生命線も月丘側へと押しやられているような印象をうけました。
生命線が盛り上がっているということは、末端が月丘方面へとながれるということです。
生命線の末端が月丘へと流れ込むと言うことは、生活が不安定になりがちで住居を転々としやすいという意味をもちますので、この線の意味と整合性がとれる、ということになります。

関連する相

月丘から伸びた直線的な運命線

かなり珍しいタイプの運命線であるこのタイプの線。
月丘は金星丘と真逆の位置にある丘で、親指の付け根である金丘が「家族」「家庭」を表すならば、反対の月丘は「他人」「他所」を暗示する丘と言えるわけです。
故に、「旅行」に関する線は月丘に出るものが多いため、今回はそれらを紹介していきましょう。

・生命線の末端が月丘へと流れる(赤色)
まれに、画像のように生命線の末端が月丘方面へと流れている人がいます。
この人は生涯に渡り一つのところに安定することが難しく、転勤に縁があったり、引っ越しを繰り返したりします。
元々の性分が不安定であり、女性の手に有ると一つの家庭に収まることができなくなり、離婚・結婚を繰り返したりします。

・生命線の中程から旅行線が出る(緑色)
旅行線の名の通り、旅行に縁のある人に現れるのが「旅行先」となります。
旅行先の流れ方が大きく広がるにつれて、大旅行となります。
故に、生命線の中程から月丘へと大きく流れる場合、海外に定住するといった意味になります。
生命線の下部から小さく月丘へと流れるような場合、国内旅行や国内転勤といった意味になります。

上の「旅行」に関係する線から見ても、月丘がいかに「旅行」に関係する丘かがわかると思います。
そして今回ご紹介している「月丘より直線的に立ち上る運命線」について戻りますが、やはりこの線も月丘から立ち上っているわけです。
通常、月丘から弓形を描いて立ち上る線は「他人からの支援」を意味する運命線ですが、これとは明確に意味が異なり、今回の場合は「旅に関する宿命」を意味しているわけですね。

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