生命線

短い生命線を補佐する強い知能線

短い生命線を補佐する強い知能線

基本解説

生命線が短くても、知能線の状態が良好ならばそれ程気にする必要はありません。

知能線が明確で掘りが深く、勢いよく刻まれている場合は、本人に自制心があり体に無理をかけないよう心がけることができるからです。

自身の体力の無さを優秀な知能で補うことができるのです。

短い生命線を補佐する強い知能線

えても見てください、よく工事現場でバリバリ夜中まで働いているような筋骨隆々のおじさんたち。
彼らの頭が悪い、とは言いませんが、夜遅くまで働いて、帰りに仲間たちと夜遅くまで晩酌、帰りにラーメン。
休憩時間にはタバコを吹かして、砂糖いっぱいの炭酸飲料をうまいうまいと飲んでいる。
土日休みもなく働いて・・・でも俺にはこの仕事しかないし、頭悪いから他の仕事できないしな・・・。

といった具合に、しんどい仕事を必死にこなすおじさんたちですが、たとえ生命線がずぶとく、火星線まであるような上の画像のような手相であったとしても、こういった不摂生を続けていれば、たとえ鋼の肉体を持っていても、いつかは倒れてしまうわけです。

上の画像を解説していきますと、非常に強い生命線があるために、人一倍強い生命力を持っている。
これに加えて、生命線の内側に青色の火線まであるが、強い生命線の内側にこの火星線があると、常人の数倍以上の体力があることになる。
ただしこの画像の場合、緑色の知能線が弱く細いがために、自制心がない。
とにかく「俺は頭が悪いから体を動かすぜ」とばかり、真夏の40度を超えるような工場の屋根裏に登り、電気配線工事なんかを徹夜で続ける。
休みもろくになく、夜中0時を回った後にコンビニで買ったワンカップの酒と、体に悪そうな添加物の入った安売りの弁当とカップラーメンで腹を満たす。
起きたらまたすぐ仕事に・・・土日休みなんてない、俺はもう1ヶ月も休んでないんだ、偉いんだぞ、とばかり周りに言い放つ。

こういったバカですが、体は正直なもので、長期間続けた不摂生が手相には明確に刻まれていく。
紫色の放縦線と、健康線が明瞭に現れ、遂には生命線と火星線を切る。
健康線は「不健康な行い」をしている人に現れるとされる線で、多大なストレスによる内臓の消耗を意味する。
放縦線もまた、内臓の病的な消耗を意味し、それは薬物乱用や酒の飲み過ぎにより、横向きに伸びていく。
生命線と火星線を放縦線が切れば、それは体の限界がその時点で来ることを意味し、多くの場合、死に至るほどの大病を伴う。

「おかしい、人一倍体の強かった俺様が、まるで体の力が入らない・・・」と普段は絶対病院に行こうとしない、病院に行くやつは軟弱もんだ、が口癖だったようなオッサンが、病院に行ったら肺がんや肝臓がんで「余命3ヶ月ですね。お疲れさまでした」と宣告され、まだ中学生にも満たない子供と若い奥さんを残して、あの世へ去ってから死ぬほど後悔する羽目になるわけです。

今回の例は極端ではありますが、私にとっては実際にこの世を去られた方の、実例をもとに色々と着色して話しを書いています。
なので、たとえ生命線が明瞭であっても、火星線が現れていたとしても、決して無理をせず「休む」ことを覚えてください。
日本人は休むことに抵抗感があるようですが、私のように人一倍体が弱い人間は「休まないと死んでしまう」のです。
休日にはからだがしんどくて、半日ほど横になっている事も多く、すぐ体調を崩して熱を出してしまうような人もいるのです。
けれどもこういった人は、自身の体が弱いことを十分理解しているので、若い頃から「どのくらい体に無理をかければ壊れるか」をよく理解している。
けれども、上の画像のような人は、若い頃から人一倍体が強く体力・健康に自身があるから、体をいたわることをしない。

結果として、突如限界を迎えた内臓が悲鳴を上げたときには、もう時既に遅し、ということになるわけです。

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