火星線

突如消える火星線

突如消える火星線

基本解説

火星線はもうひとつの生命線と言えるものですが、火線が明瞭に刻まれていると言うことは即ち、普通の人の2倍の体力・エネルギーがあるという事です。

火星線を持つ方は普通の人では根を上げてしまうような過酷な事も、平然とこなしてしまうパワーがありますが、反面、自身の体力に過剰な自信がある方が多い傾向にあります。
今回は火星線が消えている訳ですが、火星線の流年法は生命線の流年法に則って考えればいいので、この火星線が消えている時期より先は人並みの体力・エネルギーしか発揮できない状態となるわけです。

もしこの時期以降も自信の体力を過信し、「今まではこのくらいの事なんでもなかった」と無理をすると、疲労を蓄積し最悪命に関わるような事になるでしょう。

火星線が突如として消えるという相は、程度の差こそあれ体力の急減を表す相であることは間違いありません。

基本的に火星線は強力な生命線の内側に刻まれるもので、別名「第二生命線」と呼ばれます。
単純に強い生命線があるだけでも、一般的な人より体力に優れており病気に対して耐性があると言えますが、これに加えて火星線が生じていると、常人の数倍の体力を持ち合わせている事になります。
優秀なスポーツ選手や体格の良い筋肉質の人に現れる相ですね。

ただ、若い頃から体力に優れていて病気もしたことがない、という人でも、加齢には敵わないもので、ある時期より体力が落ちていくことになります。
火星線が消失すると、それまでは健常者の数倍あった体力が、一般的な健常者レベルまで落ちるわけです。

「若い頃はこんな程度の仕事では疲れなかったのに、最近は疲れるようになったなぁ。歳かなぁ」なんて感じる程度ならばいいのですが、火星線が消失しているにも関わらずそれまでのような無理を体にかけると、体力が急激に消耗していくことになります。

故にこの相は「死相」の一種でして、私の知り合いの方(亡くなられました)にあった手相でもあり、色々と考えさせられる相なのです。

種類

さて、次に火星線の消失に関する様々なパターンを考えましょう。
強い生命線の内側に刻まれる火星線は、強力な生命力を意味する線ではありますが、先述したように火星線の消失は、命に関わる問題に発展しやすい点に注意してください。

・火星線が妨害線で止まる(左)
赤色の火星線の末端が妨害線で阻害され、以降の火星線が出ていないような状態の場合。生命線上に現れる妨害線は怪我や病気による生命への危機を意味しますが、この場合、ある時期に生命を脅かすような出来事が生じ、体力を著しく残ったことを意味します。
それでも、火星線が消失していても生命線に影響がないならば、普通の人並みの生命力に戻った程度となります。

・内側に折れ曲がった生命線により火星線が止まる(中央)
内側に生命線が折れ曲がるというのは、生命線の切れ方の中でも最も危険な相です。
手相では親指側を身内の影響、月丘側を他人への影響といった風にみますが、生命線が親指側へと切れて折れ曲がるということは、身体におきた重大な危機により、身内に迷惑を掛けるという意味になります。
家族からの介護が必要となる程の重大な病気や怪我が生じる事を意味します。
同時に、火星線をも寸断するこの相は、それまで非常に強い体力を持ち合わせていた人が、急な怪我や病気で半死半生となり、家族へと迷惑をかけながら、最後には命を落とす相となります。

・火星線・生命線へと妨害線が生じた後、火星線が消え、生命線が急減する相(右)
それまで体力・気力・精力ともに満ち溢れていた人が、突如病気や怪我などで体力を著しく損ねる相。
健常な生命線が表す生命力を1とすれば、火星線が同時に生じている場合は生命力が3~4倍となります。
妨害線が生じた後の細い生命線が表す生命力を0.5とすると、妨害線が生じる前と後とでは生命力に6~8倍もの差が生じることになります。
これは何を表すかといいますと、体の弱い人の6~8倍もの体力のある人が、それまでその恵まれた体力に任せた仕事をしてきたとして、突如の病気により体力が1/6~1/8にまで減少してしまう事を意味します。
「病気をする前はこの程度のことはなんともなかった!」と、病気にも関わらず無理をして、結局は亡くなられるという状態になります。

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