三奇紋・三喜紋・覇王線

三奇紋・三喜紋(覇王線)

三奇紋

基本解説

手相は基本的に縦の線が複数本強く登っているものが理想とされています。

三喜紋・三奇紋とは諸説ありますが「運命線・太陽線・財運線」の三本が立ち上っているものを言うのでしょう。
本当の三喜紋・三奇紋というものを見たことがないので分かりませんが、運命線・太陽線・財運線は成功者には必ずと行ってもよいほど現れている相ですので、三奇紋がとても強力な相であることは間違いないでしょう。

三奇紋

厳密に三喜紋と呼べるのは、上の図のもののように、「太陽線」「運命線」「財運線」の三本が一点で集まっている相を言います。
他にも五福紋やら三峰紋やら色々と「富貴の相」を現す相がありますが、要するに力強い縦の線が明確に現れていればそれだけ強力な相だよ、という事でしょう。
三本ならば「運命線」+「太陽線」+「財運線」。
四本ならば「運命線」+「太陽線」+「財運線」+「希望線」or「直感線」
五本ならば「運命線」+「太陽線」+「財運線」+「希望線」+「直感線」

といった所でしょうか。
そんな人、滅多にいませんけどね。
下のものは三喜紋とは呼べないかもしれませんが、非常に強力な相であることは間違い有りません。

この手のタイプの人ならば、今まで手相占いをしてきた300人近い人たちの中にも1,2人程度はいました。

それでも三喜紋と呼べるほどのものではなかったですが・・・。

一度成功している実業家か政治家の手相なんて見てみたいですね

種類

・掌の下部に集合する三奇紋
三奇紋には複数のパターンがあるとされますが、今回のように掌の下部に運命線・太陽線・財運線が集中する相が、基本的なパターンとされています。運命線の流年法的に見て20歳前後から生じる形になるため、若くして成功を約束された方に現れる手相といえます。うらやましい・・・。


・知能線と運命線が交わる点に集合する三奇紋
三奇紋第2のパターン。今回の場合、「運命線と知能線の交点」というのが味噌です。この部位より太陽線・財運線がでるのを「開運線」といい区別しています。運命線の流年法的に見れば35歳ころからの運勢開花を意味しますが、知能線の意味合いが付与されるため、自分自身の才能・知性・アイデアにより劇的に運勢が向上していくことを意味するものです。この開運線は変化していく線で、成功の度合いによって知能線より上に位置する運命線・太陽線・財運線が明瞭になっていくことが考えられます。


・太陽線から運命線・財運線が出る
極めてまれではありますが、太陽線から運命線・財運線が出ることがあります。名声・成功運が高まり、それに伴い強力な財運と社会での影響力が出てくるという相です。


・明瞭で長い運命線・太陽線・財運線がある
一点には集中していないものの、長い運命線や太陽線、財運線がある場合、華やかな分野での成功を意味します。芸能界デビューしたり、財政界に関係したりと、三奇紋ほどではないにしても、成功に恵まれた環境となるでしょう。


・三奇紋の他に木星丘へと支線がでる
三奇紋が運命線・太陽線・財運線が一点に集合する線とされますが、これに加えて木星丘へと支線が伸びると、非常に恵まれた成功運となる上に、権力・支配的階級に上り詰めることができるという相になります。社長まで出世し、末には会長にまで上り詰めて、会社を裏から操る・・・なんて境遇になるのかもしれませんね。

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