基本解説
生命線が切れるということは、生活や生命上に大きな変化が生じることを学んできました。
今回は、切れた生命線を補佐する新たな生命線の形について。
この方の手相のように、30歳以降の生命線が小指側よりに新たに刻まれているパターン。
このパターンは危険なキレ方で、恐ろしい災害に巻き込まれたり、重大な事故を起こしたりして、生命を脅かす恐れが高い。
この方の手相をよく見ると、若年~30歳頃の生命線がとても強い妨害線により終わっているのが分かる。
生命線が妨害線によって終わるというのは、生命線上に刻まれる不運の相の中でも最大級に危険な相。
これ以上悪いそうといえば、生命線がバツ印で終わるケースくらい。
そのくらい悪い。
この方の場合、生命線の小指よりに新たに生命線が生じているため、一応補佐する形となっている。
2本の妨害線と、二本の生命線が折り重なって四角を形成するため、被害は軽度で収まる暗示ではあるが、いかんせん生命線の切れ方が大きいことと、補佐する生命線の形が悪いこと、初めの生命線が強い妨害線で終わることから考えても、相当の被害を被ることは間違いない。
別の方の手を例にみてみましょう。
この方の場合もまた、生命線の小指側に新たな生命線が出て補佐する形ですね。
よく見ると、生命線が突如として細くなり、薄く乱れた状態が暫く続いた後、新たな生命線が生じている形ですね。
生命線の流年法を参照してみてみると、おおよそ30歳くらい。
これは、運命線に異常が生じている時期と同じ頃ですね。
若年より続いてきた真っ直ぐの優秀な運命線が、30歳頃に突如妨害線に遮られて止まっているのがわかると思います。
この方にとって、この30歳頃のトラブルは大変衝撃的なことで、今まで上手く行ってきた人生が突如として終わってしまうことを意味する。
生命線は生活力を暗示するそうで、この方の場合は生命線が突如として細く細かくなることからも、この被害というのは突然訪れるものなのでしょう。
このように、生命線が消れた後に新たに小指よりに生命線が現れるケースというのは、大抵の場合被害が大きくなりますので注意してください。