基本解説
生命線に強弱があるように、生命線の長短もまた存在します。
生命線にかぎらず、あらゆる線は強く太く長く刻まれるものを良しとします。
短い生命線の一例。
太く長く強く刻まれる運命線は、力強い運気を持っていることの証ですし、太く長く強く刻まれる知能線は優秀な知能を持つ人であることを意味します。
これは悪い線にも言えることで、太く長く強い妨害線ならば大変悪いトラブルが起きる事を意味してしまいます。
では生命線の場合はどうか。
生命線の持つ本質的な意味合いは、生命力・活力・生活力です。
生命線が短いとうことは、生命力・活力・生活力がある時期から弱くなることを意味する。
画像のように矢印で示した部位で生命線が弱くなる場合、生命線の流年法に照らし合わせて見るとおおよそ40代でしょうか。
40代以降生命線が弱くなるので、体調を崩しやすくなったり、生活力を失ったりしてしまうおそれがあるわけですね。
ただ、これは生命線だけで判断するべきではなく、運命線やもう片方の手の生命線の状態を複合的に見て判断しましょう。
生命線が短いからといって短命だ、とすぐに決めつけてしまうのは危険であり、手相を見る上でタブーとされる。
優秀な知能線を持つ人ならば、体調管理に十分気をつけて寿命をのばすでしょう。
生命線は不摂生を正せば末端が伸びていくこともあるのです。
これは長い生命線を持つ方。
上の短い生命線と比べると、生命線の長短がどれほど違うものなのかというのがわかると思います。