C:手相と掌丘

第一火星丘(だいいちかせいきゅう)

第一火星丘

基本解説

第一火星丘は攻撃性・積極性・闘争心を表す丘です。

この丘が発達している場合、上記の傾向が強くなります。

この部位から生じた障害線が生命線・運命線を切ると、ライバルからの妨害によって運勢に大きな悪影響を与えられることを表します。

この丘は「思想妨害線」が刻まれる丘でもあります。
思想妨害線とは、第一火星丘から生じた斜めの線が、生命線と知能線を切るように生じる線で、その名の通り「思想を妨害される線」です。
自分自身の考え方に対して他人から反発を受けるという暗示があります。

また、第一火星丘から生じた妨害線というのは、主に「ライバルからの妨害」を意味するとされています。
例えば運命線に対して、第一火星丘から横向きの線が生じて、運命線を切っているような場合、同性から受ける様々なトラブルに苛まれれる事を意味しているわけですね。

このように第一火星丘はとかく「トラブル」を意味する線が生じやすい部位と考えられるわけですね。

第一火星丘に現れる線

・火星環(赤色):第一火星丘の意味である混乱・闘争・紛争という意味合いが付与された運命線。混乱の中から立身出世する人に現れる成功者の相とされています。私自身、火星環を持ちますが、幼少期は貧困な家庭環境に育ち、学もない高卒から成り上がって現在に至ります。現在は外資系高収入企業在住+数千万の投資をする投資家になっています。

・悲傷線(青色):精神的に弱く、悲しみ・苦しみを感じやすい人に現れる、一種の妨害線です。この線は体力が弱く、また気力にも乏しく、不安を感じやすい人に現れやすい線で、私も~30歳ころまではこの悲傷線が左手に目立っていました。度重なるパワハラや左遷・転職など境遇が定まらず苦しんでいた時期にこの悲傷線が目立ち、境遇が安定していくに従い目立たなくなっていきました。

・印象線(緑色):パートナーや家族など、本人にとって身近な相手との関係をみる線です。第一火星丘の範囲に生じる印象線は、20歳~40歳ころのパートナー等との関係を見ます。詳しくは生命線の流年法について調べてみて下さい。

・火星線(茶色):人一倍体力・活力に満ちあふれている人に現れる線。火星線は第二火星線とも呼ばれるもので、普通の人の倍以上の体力のある人に現れる線です。筋骨隆々でガタイのいいアニキタイプの人に現れやすい線ですが、あまり体力を過信しすぎないように。もしもこの火星線が細く薄れていったりしているならば、急激に体力が落ちていく事を意味しますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました