基本解説
魚紋(フィッシュ)は突如訪れる幸運を表しています。
魚紋は単体で現れることもありますが、他の線にくっつく形で現れることも多々あります。
その場合、くっついた線の意味に関連した幸運という意味合いになります。
フィッシュが運命線に出ている場合、そのフィッシュが運命線と重なっている期間を運命線の流年法で見ます。
そして、その幸運の生じる時期を推測してください。
運命線にフィッシュが生じた場合の幸運は、今までの運勢が突如良くなる事を暗示する物です。
突然の好景気で収入が増したり、思ってもいなかった昇進が出来たりと様々です。
ですが図のようなフィッシュの重なり方の場合、その影響は「重なった部分の時期のみ」ですので、フィッシュの重なりの期間が過ぎると、通常の運勢に戻っていきます。
筆者の例
私の場合、前のページの知能線に現れるフィッシュでも書きましたが、フィッシュが運命線上に横たわっている時期は、非常に幸運な時期でした。
ただこの幸運は、「運命線に横たわる」という特性上、妨害線の意味も込められていました。
というのも私の場合、フィッシュが運命線に横たわり、その部位より運命線が弱くなっていました。
この時期に起きたことといえば、およそ受かると思っていなかった高位資格に合格したことと、インターネットビジネスが大当たりし、毎月大金が入ってくるようになった時期です。
ただ、同時期に私は会社を退職していますので、これが運命線への妨害線となって現れていたと考えて良いと思います。
劇的な幸運と、不運が同時に現れたような状態でしたが、仕事をやめたことは当時の私にとって決して不幸なことではありませんでした。
私は高位資格を取得したことで転職が約束され、同時期に通っていた夜間の学校での勉強に本腰を入れて勉強できるようになりましたし、商売にも本腰を入れられてこの時期に相当のお金を稼げたわけです。
それまで、毎月10万程度の給料しかもらえない悲惨な境遇だった私の運勢が、この時期を契機に激変していきます。
長くなりますが、私にはもう一つのフィッシュがあります。
そのフィッシュは、この30歳ころに運命線に横たわるフィッシュの頭に食らいつくようにして生じており、後ほど60歳以降まで続くものです。
この時期に取得した高位資格ですが、その後も勉強を続け、更に上の難関資格をある時期に取得しています。
この資格は非常に需要のある資格で、私はその後その資格を利用し大企業に就職。
その仕事自体もなかなかよいものでしたが、更にその後に非常によい条件の企業に声をかけていただき、今に至ります。
運命線につくフィッシュというのは、私にとってこれほど思い入れのあるもので、このフィッシュが表す幸運というのは、本人にとって劇的なものです。
私は発達障害・学習障害を背負っており、幼少期から非常に頭が悪く、体力もない典型的な落ちこぼれでした。
ですがこの30歳を契機に、運勢が完全に一転してしまい今に至ります。
私はあと5年も働けば、引退してもいいかな、引退して世界旅行でもしようかなと思っています。