手相と爪

親指の爪に秘められた暗示:黒点・白点の手相的解釈

親指の爪に生じる黒点・白点

基本解説

親指の爪に生じる黒点・白点の手相的な意味

親指は、意志の力や自信を象徴する指であり、他の指と比べて特に重要な役割を果たします。親指の爪に生じる黒点や白点は、心理的、感情的、さらには健康面においても様々な暗示を含んでいます。以下に、親指の爪に生じる黒点と白点の手相的な意味を詳しく解説します。


1. 親指の役割

親指は、力強さや決断力、自己主張を象徴する指です。特に、他の指を支える役割を果たし、物事に取り組む姿勢や行動力に大きな影響を与えます。そのため、親指の爪に現れる線や点は、その人の人生における重要なサインとなります。


黒点の意味

2. 自信の揺らぎと葛藤

親指の爪に黒点が現れることは、自信の揺らぎや内面的な葛藤を示すサインと考えられています。この状態は、自己評価が低下していることや、自分の意見を表現することが難しい状況にあることを暗示しています。特に、仕事や人間関係においてプレッシャーを感じている場合、これが顕著になることがあります。

このような黒点が見られる際には、自分の強みや価値に再評価を行い、自己肯定感を高める努力が必要です。信頼できる友人や家族に相談し、感情を共有することで、心のバランスを取り戻す助けになります。

3. 健康への警告

また、黒点は健康面での警告とも捉えられます。特に、ストレスや過労が体に影響を及ぼしている可能性があります。これが見られた場合は、無理をせず、リラックスする時間を持つことが重要です。

心身の健康を維持するために、定期的な休息や趣味の時間を設けることが求められます。場合によっては、医療機関での健康診断も検討することが大切です。


白点の意味

4. 希望と新たな機会

親指の爪に白点が現れる場合、希望や新たな機会を示すサインとされます。新しいチャンスが訪れることを暗示し、自己表現や行動を促すエネルギーが高まっていることを示しています。このような状況では、自分の意見やアイデアを積極的に発信し、新しい挑戦に取り組むことが重要です。

白点は、前向きなエネルギーや可能性を表し、新しい出会いや関係性が期待できる時期であることを示しています。このタイミングを生かし、自分の直感や感覚を信じて行動することが求められます。


5. 意志の強さと人間関係

親指の爪に生じる黒点や白点は、意志の強さや対人関係にも影響を及ぼします。黒点が現れた場合、周囲とのコミュニケーションがスムーズでないことを示唆し、誤解や摩擦が生じる可能性があります。一方、白点が見られる場合は、新しい出会いや関係性が期待でき、良好なコミュニケーションが生まれることが多いです。

このように、黒点と白点は相反する意味を持つため、自分自身の状況に応じて解釈することが重要です。


まとめ

親指の爪に生じる黒点と白点は、それぞれ異なる意味を持ち、自己評価や対人関係、健康状態に影響を及ぼします。これらの兆候を理解し、自分自身の状況に合わせて行動することで、より良い人間関係や健康的な生活を築く手助けとなります。

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親指の爪に生じる黒点・白点について解説していきます。

爪の白点・黒点を見る際の基礎知識の項目で述べたように、親指の爪に生じる点の意味は愛情や家族を意味するものです。

親指の爪に白点が刻まれた場合は、
・家族内での喜び事、即ち子供が産まれたり、パートナーが昇進したり、よい結婚相手に巡り会えたり
・単純に心の底から嬉しいことが起きる

親指の爪に黒点が刻まれた場合は、
・凶悪な憎悪の的になる
・ぬれぎぬを着せられる
・身内に良からぬ不運が起きる

といった感じです。

筆者の例

そうそう、これは過去の話ですが、私が以前勤めていた会社で経験した出来事。
当時私は10億円ほどの生産設備の導入に携わる生産技術の主任をしていました。
親会社が新しい設備を導入しなさい、というので私は担当に選ばれたわけです。

とある業者の設備が、当初の性能が出なくて遅れに遅れていました。
その設備は単体で1億8000万円くらいの設備だったのですが、あまりにも基本的な部分からスペックを満たすことが出来ず、改造に次ぐ改造。
結局追加費用として1億円が発生する上に、導入まで1年遅れるという事態に。

この設備は大阪の小さな町工場で組み立てられていたものですが、巨大な設備故に生産ドッグがこの設備に占領されてしまっていました。
納入までに1年遅れていたわけですから、1年間、その生産ドッグは使用できなかったわけです。
小さな町工場ですから、金銭的に余裕があろうはずもない。

その会社の立ち会い担当者の人から色々と話を聞きましたが、従業員の給料大幅カット、ボーナスは無し、サービス残業の強制など、よほど財政に窮する状態になったようです。
(その方ははじめのうちは黒髪ふさふさでしたが、設備導入が終わる2年後には天頂部が禿げてしまい白髪だらけになっていました。奥さんにも逃げられてしまった・・・と私に悲しそうに話して去っていきました)

この設備の設計に携わった専務さんは、打ち合わせのごとに顔がやつれ、白髪が増えていきました。
ふと親指の手を見ると、爪に真っ黒で巨大な黒点が。
聞くと「ドアで挟んだ」とのことでしたが、これこそ「凶悪な出来事がこの専務を襲う」という兆候だったのです。
その親指の黒点が爪先に至る頃には、その専務の顔を見かけることがなくなりました。

・・・この方がどのような結末を迎えたのかは定かではありません。
ですが、親指の半分を埋め尽くすほどの黒点の意味は、とてつもない凶事であることは間違いない。

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