基本解説
第二火星丘は忍耐を暗示する丘です。
この部位には反抗線や仕事線など、困難に立ち向かうアクティブさを暗示する相が出ます。
ホクロ・シミは基本的に悪相で、第二火星丘にある場合も例外ではありません。
第二火星丘にあるホクロ・シミはその丘の意味である「忍耐強さ」という意味を弱める事となります。
即ち、人に当たったり、何かととって食ったりといった過剰な攻撃性を意味したり、積極的に動くことでかえって状況を悪化させる事を意味します。
私の知っている方にこの部位に青点がある方がおられましたが、どんな小さな不具合も見逃さず、執拗に追求する人でした。
当然他者から嫌われやすく損な性格なのですが、この方がおられるお陰で仕事がうまく回っていた面もあります。
どのような悪相でもそうですが、弱点である部分を認識してそれを上手く活かすようにすれば、災いを避けることができる可能性があるのが手相の良いところですね。
第二火星丘のほくろに関係する相
第二火星丘に生じたほくろ・シミ
ほくろは艶のあるぷっくりとした物は良相ですが、殆どの場合はふくらみもなく、シミのようなほくろが大半を占めます。火星丘は忍耐強さを暗示する相で、この部位の意味を弱めるほくろ・シミは、攻撃性を意味します。
第二火星丘に生じた青色の点
青点はほくろ・シミの意味合いを更に強くしたもので、執拗な攻撃性を意味します。ほくろに比べて青点は「病的に丘の意味を弱くする」という意味になります。別名「ヤクザ相」とも言われます。
反抗線
反抗線は己の中にある正義感を決して曲げない信念のある人に現れる線です。この線は忍耐・防衛を意味する第二火星丘を切るために、攻撃性を表す相となります。
忍耐線(黒色)
忍耐線は反抗線の上に生じる妨害線です。反抗線を持つ人は自分自身の意思をしっかりもっている人で、自己主張が強くトラブルを招きがちなのですが、過去のトラブルの経験から、自己アピールを避け、思っていることを口に出さないようになった人に現れる手相です。
火星環
火星環は第一火星丘より生じて中指の付け根の土星丘へと至る線です。第一火星丘は攻撃性・積極性・混乱を意味する丘で、この部位から出た運命線である火星環は、闘争・戦乱の中から自身の運勢を切り開いていくことになります。成功者にあらわれるとされる手相です。
手相ストーリー解説
聞いてくださいよているさん、同僚にやたらと人の事につっかかってくるおぢさんがいて手をこまねいているのです。
正直相手にするのもめどいですよ。
勘弁してほしいです。ぶっちゃけ死んでほしいです。
あぁ、いるよねぇ、いちいち人のやることに横槍を入れてくる人。
こっちが念入りに調べて、技術書を読んで見解をまとめて・・・と色々と段階を踏んで準備しているのに、素人の癖に口を挟んできてめちゃくちゃにする人。
初心者が少し仕事を覚えると「俺は何でもわかるんだ!」と自信満々になるあれ、なんなんだろうね。
あぁ~それは「ダニングクルーガー効果」っていうんですよ。
すこし知識を得ただけの人が、本当に知識を持っている人にくらべて偉そうにするっていう、慢心ですね。
本当に知識を持っている人は自分の実力不足を知っているから、黙っているんですね。
なるほどねえ、たしかに言われてみれば自分も経験あるわ。
昔スト2で地元のゲーセンでブイブイいわせてた頃に「俺は地元ゲーセン最強!すなわち世界にも通用するぜ!」と息巻いて日本大会予選に出場したら予選で敗退して泣いて帰った思い出^w^;
幼いているさんの心に回復不能な傷跡ができてしまったのですね。
まぁぶっちゃけ、社会で通用するだけのスキル・技術を習得してる人って、謙虚な人多いですからね。
地元ゲーセンで息巻いてるチンパンなているさんを見て、周りの人はどう思ってたんでしょうね。
やめろ・・・やめろ・・・。
さて、今回はこんな「やたらと自分の意見を押し付けてくるうざい人」の手相を描いてみたよ。
まずはお題である「第二火星丘のほくろ」ですね。第二火星丘の意味である「忍耐」という意味を弱めるので、攻撃性を表します
赤色のは反抗線ですね。確か上向きに昇る反抗線も「攻撃性」を意味するとされていますよね。
何かに付けて自分の意見を主張し、周りからの反感をかい、協力者を得られなくなるという相ですね。
そうやねぇ。筆者も両手に反抗線があるけど、上のダニングクルーガー効果の初期段階で、大した知識も無いのに他人に意見を言っていた時期があるね。当然反感を買いまくってたよ。最低だね。
サイテーですテイルサン。
まぁよくあるよねぇ、18歳で高卒で社会に出て、1年目くらいのまだ何もわからないペーペーが、後輩相手に偉そうにしているのを。
本人は仕事の大半をわかっちゃったつもりでいるのかもしれないけど、実は全然。
んで熟練社員たちはそんな子を観察しながら、その子の本性がどういう人間かを悟ってしまう訳ですね。
そうやねぇ、後輩に対して偉そうにしている子なんて、正直使いたくないですしね。
その時点でその子を出世させるかどうか判断されてるって、社会に出て1年目の19歳くらいの子にはわからないよねぇ。
んで、やたらと自己主張が激しくつっかかってくるような子は、次第に周りからの反感を書い、ある時期に運勢が滞るわけですわ。
青色の運命線にその傾向を描いたよ。
青色の運命線、知能線で止まってますね。
これって「自身の思い違い・勘違い・実力不足により運勢が滞る」って意味ですよね。
「俺は仕事ができるんだ!お前らとは違うんだ」という初期の思い違い・慢心が不運を招いた訳ですね。
そうだね、この青色の運命線は第一火星丘からのびた妨害線と、知能線と、運命線が交わる点で止まってるよ。
第一火星丘から伸びた妨害線は「同性からの干渉」を意味するね。
ライバルからの妨害を意味することが多いんだけど、やはり慢心が鼻につく人は、他人からの妨害を受けやすいよね。
若い頃から慢心しているような子は、協力者を得られなくなっていくよね。
しかたないよねぇ。
でも青色の運命線が知能線と妨害線の交点で止まっても、茶色の運命線があるから大丈夫じゃないですか?
そうだね、茶色の運命線は知能線から生じているから、自身の才能・知性を生かして運勢を開くんだ。
でも50歳頃に感情線から生じた妨害線で運命線は止まっているよね。
感情線から生じた妨害線は「感情的なトラブル」を意味するよ。
謙虚さを持っていないこの人は、50才頃で感情面でのトラブルが生じてしまうんだね。
日本社会で生きていく上では謙虚さは大切ですからね。
出る杭をうちまくるのが日本社会。
でしゃばる人間は徹底的にたたき、ロードローラーで踏み潰してしまうのです。
まぁこういう社会性は国際社会では通用しないんですけどね。
日本が衰退した一番の理由ですね。