B:手相と病気

闘病生活の相

基本解説

さて、病相について色々と語ってきましたが、病気とは切っても切り離せない闘病生活。
生命線をよく見ると、この闘病の時期というのがわかります。

例えば、生命線の上にある四角は、「生活」が「四角い箱の中に閉じ込められる」という意味があります。
生命線は生活自体を表す線でもありますからね。
この四角い箱とは、例えば病室であったり、自室から動けない境遇であったり、牢屋の中であったりします。

また、生命線上のは慢性病にかかったことを表します。
実際、私のオヤジの生命線の末端付近に島が数個ありました。
親父は65才で肺がんを患い、肺を半分切除する大手術を行いました。
結果、手術は大成功で一命を取りとめたわけですが、その後抗がん剤治療やなんやらで幾度となく病院に通い、現在も生きています。
この数個の島は、肺がんやその後の闘病生活を表していたわけですね。

また、闘病生活を続けるが、状態がよろしくない相というのもあります。
生命線が切れる相がそれなのですが、切れ方によって意味合いが様々変わってくるのが手相の面白い所。
もしも生命線が切れ、その切れたあとに生命線がぐにゃり、と生命線の内側に曲がっていくような相の場合、悪い切れ方となります。
これは闘病生活を続けるが状態が芳しく無く、体力が著しく損なわれていく凶相となります。

私は実際この相を持つ人を知っています。
その方は工事業者として会社に出入りしている方で、体重は100kg程もある筋肉質で大変エネルギッシュな方だったです。
生命線自体も非常に強く太く、火星線まであるほどの人で、大変に体力のある方でしたが、ある時期に火線がなくなり、生命線が内側にぐにゃり、と曲がっているような相を持っていました。
結局その方は仕事中に体調を崩し、病院に入院されましたが、たまっている仕事を続けようとして、亡くなられました。
私にとってこの生命線の変化は、一種の「死相」の類いであると認識しています。

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