基本解説
20人に一人くらいは、生命線の末端が月丘方面へと向かっているタイプの人がいますね。
生命線は生活を暗示する線なのですが、これが月丘方面へと向かうということは、生地を離れていく傾向にあるということになります。
こんなふうに生命線が月丘へと流れます。
そもそも、生命線から月丘方面へと流れる線を「旅行線」と言います。
この記事では生命線自体がまるで旅行線のようになってしまっているので、生活自体が旅主体であったり、全国各地を飛び回っていたり、転勤が多かったり、引越しが多かったり・・・と中々一つのところに安定できない。
そんな不安定な境遇に置かれがちな人に現れるのが、このタイプの生命線といえるわけです。
更に生命線の末端が月丘方面へと流れ、旅行線もたくさんある場合はさあ大変!
更に安定しない境遇の暗示となりますね。
稀に混合しやすいのがこのタイプの生命線。
一見すると生命線の末端が月丘よりなので、月丘へと向かう生命線と混合しやすい。
が、これは生命線と運命線が一箇所で合流しているものと見たほうがよさそうですね。
よく見ると生命線が少しカーブして終わっているのと、手首側から強く立ち上る運命線の特徴と見て良い。
こういった、一見するとわけわかんないタイプの相というのが実に多い・・・。
実際鑑定していても、こういったタイプの人からの依頼が多く頭を悩ませてしまうことに。
迷ったときは、それぞれの先の定石を頭においてとにかく線を分解してくことです。
運命線ならば手首側から立ち上るのだから、手首側が太い傾向にある。
生命線ならば親指の上川から生じていく傾向がある。
これは旅行せんとしてはあまりに強すぎる・・・。
などなど。