死相

運命線が×(バツ・ぺけ)印により遮られ止まる

運命線が×(バツ・ぺけ)印により遮られ止まる

基本解説

今回紹介する相は、運命線の項目でも紹介していますが、改めてここに「死相」として記述しておきます。

まずは運命線が刻まれ、ある時期まで伸びているとします。
その運命線の末端が×印により遮られてとまっているという相なわけです。

この相は実際に見たことがあります。
その方は労災で亡くなられたのですが、「壮絶な死」を迎えられました。
およそ考えられない亡くなり方をされたのですが、それだけこの「×印」というのが危険だということになります。

×印というのは、「運命線上に横たわる妨害線」が「2本重なっている」状態なわけですね。
ある程度手相をかじったことがある人は、運命線上の妨害線がどれほど人生に影響を与えるのか、というのは実感されていると思います。
私の場合を例に取ると、右手の運命線を30才前後に断ち切っている妨害線が起きたとき、私はそれまで積み上げてきた会社での地位や名誉・また親友との絶交・家族関係の破綻という恐ろしいトラブルが同時期に起きた時期でありました。
そのトラウマたるや凄まじく、私は2年ほど会社の夢を見つつけ、満足に眠ることもできなくなりました。
ほとんど睡眠をとれない期間が数年続き、目の周りは真っ黒。
重度のうつ病を発症して、ある程度治癒するまでに10年の歳月を要した程です。

それほど、「運命線を断ち切る妨害線」というのは、その人の人生に強く深い傷跡を残すものなのです。
もしも、この妨害線が二本重なる「×印」となり、運命線を寸断していたら・・・・。
考えただけでも恐ろしいですね。

当時私は自殺を考えていましたが、なんとか踏みとどまれました。
ですが、あれだけの不運が再び来たら、耐えられないだろうな、と思います。
そんな恐ろしい出来事だったわけですね。

たから断言しますが、運命線の末端がバツ印で終わっているような相があった場合、間違いなくその運命線の表す運勢は悲劇的な最後を遂げます。

手相の中でも最も凶相といえるこの相を持つ人は、その運命線が表す仕事を続けることは断念した方がよい。
そして、別の生き方を模索するしかない、と私は思います。

私は手相占い師ですから、運命線が強い妨害線により寸断されているのを、予め予見していました。
なので、「30才くらいになるとやばいな~」と思っていたので、このトラブルが起きる前に、ある程度逃げられる準備をしていました。
その御蔭で助かったわけです。

当時私がおこなった準備は、
・資格取得(転職を円滑にするため)
・貯金(失業したあとも耐えられるように)
・副業(会社に依存しないように)

これらの備えをしたおかげで、私は仕事では力尽きましたが、なんとか耐えきることができました。

立て板に水の例えではないですが、将来トラブルが起きることがわかっているならば、予めそのトラブルを避ける方法を考えておくのがよい、と私は考えます。

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