D:手相と記号・掌紋

手相と記号

手相と記号

基本解説

手のひらの上には、なんとも特徴的な記号が刻まれることがよくあります。

代表的なのは、、×印、四角三角など。
中には魚の形をしたものもありますね。フィッシュといいます。

これらの記号にはそれぞれ深い意味がありますので、手相を見る上でこれらの記号を見落とさないように注意しましょう。

又やっかいなことに、ある場所ではこの記号は吉だが、別の場所に現れると凶になる、というパターンの記号もあるので注意が必要ですね。例えばバツ印ですが、木星丘に現れる場合は吉なのですが、他の位置に現れると基本的に凶相となります。

記号は単体で現れるもの、他の線と結合して現れるものなど様々なパターンがありますので、詳細はそれぞれ子ページの方を参照してください。

ここでは、各種の記号について解説していこうと思います。

種類

線の上にあらわれる「島」について。島は線がいったん二本に分岐して、再度一本に合流する状態を言います。アイランドとも言われています。島は「停滞」を意味するとされており、例えば運命線の上に現れれば自分の望まない職場に配置転換されたり、頑張れば頑張るほど泥沼にハマっていくような裏目に出やすい時期に現れるとされています。


島(横向き)

同じ島でも、線を遮るようにして生じる島があります。こちらも「停滞」を意味するのですが、線に対しての妨害線の意味合いも付与されるため、更に凶悪な意味になります。運命線の上に現れれば重大なトラブルを伴った非常に苦しい期間を意味していますし、生命線の上に現れれば命に関わるような健康上の故障が長続きする相とされています。


妨害線

妨害線はトラブルを意味しています。運命線の上に生じれば仕事上の様々なトラブル(リストラ、左遷、転勤等も含む)を意味していますし、生命線に生じれば生活上のトラブル、怪我などを意味するとされています。妨害線が太く強くなればなるほど、その凶事は深刻なものになっていくでしょう。


三角

三角は生じている丘の意味を弱めるとされています。例えば火星平原に生じれば、生活力の低下を意味しますし、太陽丘に生じれば名声・名誉のちからを弱めるわけです。


切れ

線が切れているのは、一時的にその線の持つ意味合いが消失する事を意味します。例えば運命線に生じれば、切れている期間一時的に仕事を失うような出来事が生じますし、生命線に切れがあれば一時的に健康を著しく損なうような出来事が起きる恐れがあるわけです。


バツ印

バツ印は妨害線が二本重なったものと考えればよいです。妨害線は1本刻まれるだけでもしんどいのに、それが1点で二本折り重なっているということです。手相の中では木星丘以外に現れるバツ印は凶事の現れとされ、非常に深刻なトラブルを意味するとされます。生命線に現れれば命に関わるような怪我を、運命線に現れれば仕事をさらなければならない程の深刻なトラブルに見舞われる事でしょう。


のように、島が折り連なったような形で線が構成されることがあります。これは調子の悪い状態が長く続くことを意味しています。運命線の上に現れれば、中々出世できなかったり、職場で活躍の機会を与えられなかったり。生命線の上に鎖が現れれば、なんとなく体調が悪い状態が延々と続くような状況になります。


損耗

線が薄くなったり、細かくちれじれになったりすると、その線の持つ意味が徐々に損失していきます。運命線が損耗していくならば運勢が徐々に先細りしていく状況ですし、生命線で言えば体力・気力が徐々に衰えていく暗示となるわけです。


四角

四角は上で述べてきた様々な凶相を保護する役割を持ちます。危機的な状況に陥りながらも、被害を抑えることができるというわけです。運命線の上の四角は、悪いことがおきますがそれがかえって自身の立場・境遇を向上させるのです。


フィッシュ(魚紋)

フィッシュはその名の通り魚の形をしている不思議な形の記号になります。一見して島に見間違えることがありますが、島と決定的に違うのは尾があること、幸運のさなかにいるときは魚眼もあることです。突然の劇的な幸運を表しており、宝くじに当たるだとか、臨時収入が入るとか、突然役職に抜擢されるといった具合です。

手相ストーリー解説

手相と記号
ているさん
ているさん

さて、今回の手相ストーリー解説は、掌に出てくる記号について紹介だよ。
まずは緑色の島について。
1のように、線に一体化して刻まれるものが基本とされる。
画像の場合、~20歳頃の体調不良・病気を意味するね。
2のように、横向きに刻まれると妨害線の意味をも付与される。二本の妨害線が組合わさってる形だからね。

手相の見方ここにあり!きよわちゃん@
きよわちゃん

こんにちは、ているさん。
今回は記号ということですが、一言に記号といっても色々と種類があるんですね。
どれがどれだかわからなくなっちゃう。

ているさん
ているさん

そうだね、はじめはどれがどれかを理解するのが難しいよね。
段階的に説明していくから、ついてきてね。
赤色の運命線には四角(スクエア)を描いてみた。
1は運命線と運命線との間に2本の妨害線を組み合わせて「井」型を描いている。
これは運勢を脅かす致命的な出来事が生じるが、なんとか致命傷で済むんだ。
2は運命線を保護していて、危機的な状況は生じるが、かえってそれが自身の運勢を好転させるという意味になるんだ。

手相の見方ここにあり!きよわちゃん@
きよわちゃん

致命傷で済んだ・・・って。
やばくないですか?
死んでますよね。それ。

ているさん
ているさん

まぁ首の皮一枚で繋がっている状態だね。
仕事で言えばリストラされたけど次の仕事が見つかったので、まぁいいか、みたいな。
前職は続けられないほど追い詰められてるけど、まぁ次の仕事みつかったしいいか、みたいな。

手相の見方ここにあり!きよわちゃん@
きよわちゃん

赤色の運命線には1妨害線と2バツ印がありますね。
これは私にもわかります。
どちらもトラブルを意味する線ですが、バツ印は「妨害線が2本」きざまれているから、トラブルも2倍になってとても危険な意味になるんですよね。

ているさん
ているさん

そうだね。妨害線とバツ印はとっても怖いのよ。
運命線でいえば仕事をリストラされたり、生命線でいえば命を脅かす怪我に苛まれたり。
いいことはないわ。

手相の見方ここにあり!きよわちゃん@
きよわちゃん

こわいですぅ・・・。
そういえばピンク色で描いてる星ですが、さりげなくバツ印混じってますよね。
読者の人はわかるかな?違いが。

ているさん
ているさん

よく気づいたわね、さすが一番弟子のきよわちゃん。
1が通常よく言われる「星」
2は太陽線に対する「バツ印」
3は異型の「星」
1と3は同じ意味だと思うんだけど、筆者の手相にあるもので、フィッシュの形が崩れてこの五芒星になったんだ。

手相の見方ここにあり!きよわちゃん@
きよわちゃん

星は「衝撃的な出来事」を意味していて、運命線の上に現れれば突然の昇進だとか左遷だとか、本人にとってとてもショッキングな出来事が生じるのよね。
でもその「ショッキングな出来事」が良いことなのか悪いことなのかは、他の線を見ないとわからないんですよ!

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